センバツ出場の作新ナイン エール受け甲子園へ JR宇都宮駅で出発式

激励の言葉を受ける作新ナイン=JR宇都宮駅

 第96回選抜高校野球大会(18日から13日間・甲子園球場)に出場する作新学院ナインは11日、JR宇都宮駅構内で出発式を行い、甲子園に向けて出発した。

 出発式は午前9時40分に始まり、応援団や保護者、高校野球ファンら約120人が駆け付けた。

 県高野連の神部知重(かんべとしかず)理事長は「全国の精鋭を相手に思う存分、力を発揮してください」と激励。同校生徒会の山本一彗(やまもとかずあき)会長も「昨年の8強を乗り越え、栃木県に優勝旗を持って帰ってほしい」とエールを送った。

 JR宇都宮駅の北野谷伸一(きたのやしんいち)駅長からは記念品のボールがチームに贈られ、小森一誠(こもりいっせい)主将は「選手一丸で県民、被災地の皆さまに勇気と感動を与えられるよう頑張る」と健闘を誓った。

 作新学院は大会第5日の22日、第1試合(午前9時開始予定)で神村学園(鹿児島)と1回戦を戦う。

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