山ノ内町議選で、有権者に飲食の接待をしたとされる元町議と陣営幹部に懲役6カ月・執行猶予5年の判決が言い渡されました。
山ノ内町の元町議、山本岩雄被告と陣営の総括責任者だった男性は去年4月の町議選の前後、有権者55人に対して投票や選挙運動の見返りに飲食の接待をしたとされています。これまでの裁判で検察側は懲役6カ月を求刑し、弁護側は無罪を主張していました。
11日、長野地裁は「会費の徴収に必要な作業が行われていなかった。架空の領収書を配布するなど計画的な犯行である」などとして、懲役6カ月・執行猶予5年の判決を言い渡しました。弁護側は控訴することを含め、対応を検討しています。
