ジャイアンツが点の取り合いを制す 筒香嘉智は代打で四球を選ぶ

オープン戦【ジャイアンツ12-9ロイヤルズ】@サプライズ・スタジアム

日本時間3月12日、ジャイアンツとマイナー契約を結んでいる筒香嘉智はロイヤルズとのオープン戦に代打で出場。9回表の先頭打者として四球を選んだが、チームの得点にはつながらなかった。試合はジャイアンツが点の取り合いを制し、12対9で勝利。ジャイアンツは先発のローガン・ウェブが4回途中9安打7失点(自責点5)の乱調だったが、2番手のエバン・ゲイツが勝利投手となり、ロイヤルズ4番手のアンソニー・ベネジアーノは6失点を喫して敗戦投手となった。

腰の張りから復帰し、前日のホワイトソックス戦で久々のオープン戦出場を果たした筒香。今日もベンチスタートとなったが、9回表先頭のジョーイ・バートの代打として打席に入り、四球を選んで出塁した。オープン戦はここまで4試合に出場して6打数1安打、打率.167、2打点、OPS.453という成績。一塁と外野の両翼には左打者がおり、DHもホルヘ・ソレアの加入で埋まったため、筒香にとってはかなり厳しい状況だが、必死に生き残りを目指している。

12対9で勝利したジャイアンツにとって、気になるのはエースのウェブの状態だ。今日は初回に先制を許し、2回裏には3連続二塁打を浴びて2失点。3回裏は無失点に抑えたが、4回裏は犠飛による一死しか取れず3点を失ってマウンドを降り、残した走者が生還したため、最終的には7失点(自責点5)が記録された。オープン戦はここまで4試合に登板して防御率10.03。まだオープン戦とはいえ、無失点に抑えた登板が1度もなく、シーズン開幕に向けて不安を残している。

The post ジャイアンツが点の取り合いを制す 筒香嘉智は代打で四球を選ぶ first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.