日本の「謝謝台湾」活動に台湾から感動の声、東日本大震災で多くの支援―台湾メディア

台湾メディアのNOWnewsは12日、日本が行っている「謝謝台湾」活動が多くの人を感動させていると報じた。

台湾メディアのNOWnewsは12日、日本が行っている「謝謝台湾」活動が多くの人を感動させていると報じた。

記事は、11日に東日本大震災から13年がたったとし、「マグニチュード(M)9.0、最大震度7の大地震が発生し、大津波にも襲われた。日本の観測史上、最も強い地震で、甚大な被害をもたらした」と説明した。

その上で、「台湾からの義援金は68億4000万台湾ドルに達し、日本の人々は今もなお感謝している。(台北市の)淡水老街では第13回の『謝謝台湾』イベントが行われた」と紹介し、以前のイベントに参加した日本人からは「台湾への感謝が終わることはない」との声が聞かれたと伝えた。

また、日本人の感謝の気持ちに台湾のネットユーザーも感動しているとし、「本当に気にする必要はない。台湾が(コロナで)ワクチンが足りなかった時に日本はすぐに援助してくれた。私にとってはあなたたちも命の恩人」「私たちも日本に感謝している。台湾と日本は互いにずっと支え合う家族だ」といった声が上がったことを紹介した。

記事はこのほか、10日に行われた第13回のイベントの前に実行委員が被災地の人々にインタビューした様子がフェイスブックでシェアされ、イベント当日にも報告されたことを伝えている。(翻訳・編集/北田)

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