運命のセカンドレグへ アーセナルのアルテタ監督、“鬼門”突破&逆転CLベスト8進出に自信「観客がもたらすインパクトは……」

写真:アーセナルを率いるアルテタ監督

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、逆転でのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出に向けた意気込みを語った。

アーセナルは、現地時間2月21日に行われたCLラウンド16・ファーストレグでポルトに0-1で敗戦。敵地『エスタディオ・ド・ドラゴン』から勝利を持ち帰ることができなかった。

現地時間3月12日、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』で行われるセカンドレグで逆転でのCLベスト8進出を目指すことになる。だが、アーセナルにとってCLのラウンド16は“鬼門”。2010-11シーズンから2016-17シーズンにかけて、毎回決勝トーナメントに進出している“ガナーズ”だが、7年連続でラウンド16敗退に終わっている。仮に今回ラウンド16を突破すれば、14年ぶりのベスト8進出ということになる。

アーセナルのクラブ公式サイトは、記者会見に出席したアルテタ監督のコメントを紹介。41歳の指揮官は、次のようにポルト戦の展望を語った。

「我々は可能な限り最善の方法で準備し、多くの正しい決断を下し、そして物事を実現するための勇気を持たなければならない。このような状況で受け身になることはできないし、自ら物事を実現する必要がある。それが明日の試合へのアプローチだ」

また、アルテタ監督はセカンドレグを本拠地『エミレーツ・スタジアム』で戦える意義を強調した。

「ファンがもたらすインパクトは信じられないほど大きいんだ。彼らは気付いていないかもしれないけど、我々には声援が必要だし、すべての場面でともにプレーしてほしいと願っている」

“鬼門”突破へ向けて、アルテタ監督は「この現状はもう14年間も続いているけど、我々が費やしてきたすべての努力はきっと報われる」と力強く語った。現在、プレミアリーグで首位に立っているアーセナルは、CLでも力を発揮することができるだろうか。

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