「ロドリと同等の記録を残した」ビッグマッチで躍動した遠藤航に韓国メディアも注視!「真価は隠されなかった」

大一番での活躍ぶりに韓国メディアも注目した。

先のリバプール対マンチェスター・シティの首位攻防戦は1-1のドロー決着。この一戦にフル出場したリバプールの遠藤航は、攻守の両局面でタフに戦い、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

韓国の『スポーツ傾向』は3月12日付の記事で「大きな関心を集めた試合だった」と振り返り、遠藤のパフォーマンスに言及する。

「特にリバプールの日本代表MF遠藤航の活躍が話題だ。フルタイムでプレーし、精力的な動きでマン・シティの中盤の指揮者ケビン・デ・ブライネの創造性を効果的に封じ込めたと評価されている」

同メディアは、リバプール移籍の経緯などに触れつつ、当初はそこまで存在感を示せなかったが、着実に評価を高めている31歳について「その真価は隠されなかった」と評す。そしてユルゲン・クロップ監督の「ワールドクラスに成長するかどうかなんて決して分からないが、それが実際に起きた」とのコメントも紹介している。

【動画】シティを翻弄した遠藤航の絶妙ワンタッチパス→幻のゴール
また、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が“世界最高のミッドフィルダー”と賛辞を送るロドリと遠藤の比較も記載する。

「データでも負けていなかった。競り合いでの勝利(6-4)、ポゼッション競争での勝利(6-8)、タックル成功(1-3)、ボールクリア(2-2)、パス精度(95%-87%)など、守備的ミッドフィルダーの主要指標でロドリと同等の記録を残した」

プレミアの舞台で躍動する遠藤。“4冠”を狙うリバプールで、もはや不可欠な重要戦力となっているのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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