吉川晃司が「ACMA:GAME アクマゲーム」で間宮祥太朗の父親役! 福山翔大、坂口涼太郎、桐山漣も出演

吉川晃司が、日本テレビ系で4月7日にスタートする連続ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(日曜午後10:30、初回は午後10:00)で間宮祥太朗が演じる主人公・織田照朝の父親役で出演することが分かった。また、照朝の前に立ちはだかる、個性豊かな対戦相手役で、福山翔大坂口涼太郎桐山漣も参戦する。

「ACMA:GAME アクマゲーム」の原作は、2013~17年に「週刊少年マガジン」(講談社)に連載された、メーブ氏・原作&恵広史氏・作画による同名漫画。地位、財産、名誉、そして命…相手からすべてを奪うことができる悪魔の遊戯=デスゲームが展開する。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外の“アクマゲーム”が多くのコアファンを生み出し、今なお熱烈な支持を集める作品が、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化されることになった。

吉川が扮(ふん)するのは、照朝の父で日本屈指の商社グループ・織⽥グループの会長・織田清司。清司は、照朝が敬愛する父親であり、経営者としても社員から絶⼤な信頼を集める⼈格者であったが、不慮の事故で最愛の妻を亡くしてからは、息子の照朝(小学生時代:川原瑛都、中学生時代:高村佳偉人)と2人で大切な家族の死を乗り越えて生きていた。そんな清司の前に1本の古びた鍵が現れ、親子の運命は大きく動き出す。清司は、照朝が中学生の頃に、“悪魔の鍵”を奪いに来た男に殺害されてしまう。そして、照朝は、99本集めると、この世のすべてを手にすることができるといわれる“悪魔の鍵”を懸けて争う、命懸けの“アクマゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、鍵の謎に迫っていく。

父が殺害された謎を解き明かすために、“悪魔の鍵”を探す旅を続ける照朝にとって、清司が生前に残した言葉は生きる上での指針となっている。息子に心から慕われる愛情深い父として、吉川がどんな新しい顔を見せるのか注目だ。

吉川は「『優しい父親』という役柄に最初は少し戸惑いましたが、息子である照朝の幼少時代、少年時代を演じるお二人、妻・麗華役の女優さんに上手に演じていただいて助けられました。清司のぶれなさを表すために、“体幹が勝負”と考えて演じています」と、役柄を演じる上での心構えを明かす。

加えて、「間宮くんの出演する作品はいくつか見させていただいていたのですが、これまでの作品とはまた違ってすごくいいなと思いました。腹が座っていてぶれないんですよ。照朝が息子としてここまで父親に正対してくるのは、想像以上に『よし!』という手応えがありました」と現場での間宮の姿についても触れ、「どんでん返しのような、『この土壇場でこうなるか!』と驚くような部分がいろいろあると思います。本当に目が離せませんので、しっかり見ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と作品をアピールしている。

さらに、主人公・照朝の“アクマゲーム”での対戦相手たちもくせ者ぞろいだ。

福山が演じるのは、心理学を専攻する天才心理学者・伊達俊一郎。地位や財産などにはあまり興味がなく、人間観察が趣味。“悪魔の鍵”に翻弄される人間の姿を見たいが故に、命を懸けてでもアクマゲームに参加する変わり者。人の心理の裏側を読むのが得意で、“アクマゲーム”も優位に進められるのに、わざと相手を優位に立たせたり落としたりと、相手をもてあそんで楽しむ。伊達と関わった人間には自殺者が多く、伊達が自殺に追い込んだといううわさもある。

福山は「得体の知れなさと狂気的な部分を意識しながら、登場人物達をかき乱せるよう、演じさせていただきました。また片目が見えないヘアスタイルや、印象的なハットは原作のイメージを大切にスタッフの皆さまと作り上げたものなのでぜひ、ご注目いただきたいです。本作のVFXを駆使した漫画から飛び出たような悪魔のクオリティーも大きな見どころですし、さまざまな思いを持った参加者たちの手に汗握る、至極の心理ゲームを最後まで楽しんでいただけたらうれしいです!」と撮影を振り返り、魅力的な物語であることを紹介。

また、坂口は、カリスマYouTuber・浅井満役を担当。常にスマートフォンで動画を撮っていて、初対面の人に対しても壁がない陽気なキャラ。人は悪くないが、なれなれしいのでよく人に引かれる。バズることが最重要なので、危険を顧みず行動することも。語彙力がないことが欠点である、ドラマ版オリジナルのキャラクターだ。

坂口は「目の前に悪魔が出現して、私欲のために命を懸けてゲームをする時、人はどんな行動を取るだろう。想像力をたくさん働かせて、スタッフさんが作ってくださった合成用の悪魔に向かって全力でお芝居をしていたあの時間が、きっとたくさんの方々の創造力によって素晴らしいドラマに仕上がっていると思います」とドラマへの期待を述べ、「もし自分がこのゲームに参加していたらと想像して、あなたも私たちと一緒に“アクマゲーム”をしていただけたら幸いです」と呼び掛ける。

桐山が務めるのは、照朝の父親を殺した謎の⼈物・崩心祷(小澤征悦)の部下・長久手洋一。かつては集中医療専門医として患者の命に向き合っていたが、あるきっかけで、謎の組織の指導者が起こした奇跡を目の当たりにし、組織と悪魔の鍵に傾倒していく。己の欲は特になく、組織のために動くことが自分の生きる道だという信念を持っている。

桐山は「長久手は謎の男であり、崩心の部下でもあるので風貌から言い回し、衣装までも人間味を削りながら演じていきました。またガドとは別のある悪魔を召喚する“悪魔の鍵”を所持しているのですが、撮影では現場にいた悪魔が小さくてとにかくかわいかった記憶があります」と役づくりと撮影エピソードを披露しつつ、「対CGとのお芝居がどう出来上がってくるか楽しみでもあり、ゲーム内でのCGは本作の見どころの一つだと思っています。長久手がどう物語と絡みどんなゲームメークをしていくか楽しみにしていただければ幸いです」とメッセージを寄せている。

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