尾道放火殺人・初公判 広島

広島県 尾道市の住宅に火をつけ、祖父を殺害したとされる男の初公判で、検察は祖父への怒りを募らせ男が殺害に及んだと指摘しました。

「殺人」の罪などで起訴されているのは、24歳の男です。

起訴状によると男は去年5月、尾道市に住む祖父の大平昌之さん宅にライターで火を放ち、大平さんを殺害した疑いです。

きょうの初公判で男は、起訴内容を認めました。検察側は、男に知的障害があることを認めた上で、「祖父から暴言を吐かれたり、物を投げられ、怒りを募らせ殺害した」と指摘しました。一方、弁護側は、「犯行時、心神耗弱だった」と主張。裁判は、男の知的障害が犯行にどのように影響したかが争点となります。

【2024年3月12日 放送】

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