花火「有料観覧席」一席10万円「VIP席」でインバウンド客も狙う 松江水郷祭湖上花火大会、今夏は1000発増やし2万1000発打ち上げへ

全国有数の花火大会になった、島根県松江市の松江水郷祭湖上花火大会。
今年の夏は、去年よりさらに多い2日間合計2万1000発の花火を打ち上げることになりました。さらに1席10万円のVIP席も設け、インバウンド客を狙います。

松江水郷祭推進会議 田部長右衛門 会長
「去年より1000発多い2万1000発と。これはもう日曜日の方に(客を)寄せようと」

12日に開かれた松江水郷祭推進会議第1回総会で承認された計画。
今年は8月の3日と4日に開催し、3日は1万発、日曜日の4日は1万1000発を打ち上げます。

また去年、補助金に頼らない安定財源として有料観覧席を大幅に増やしましたが、一部が売れ残りました。

今年は不評のブロック席をやめ、ほぼ全て指定席とします。

一方で1000円の中高生席のほか、一般席は家族連れを考慮して2500円から1万5000円と幅を持たせ、市民の利用を促します。
さらに4万円から10万円のVIP席も設け、インバウンド客らも狙います。

松江水郷祭推進会議 田部長右衛門 会長
「海外の方にも楽しんで頂ける、一番分かりやすくてお誘いしやすい材料だと思いますので。この辺り、もっとプロモーションして」

推進会議では、プロモーションビデオの公開などでインバウンド客誘致に努めていく方針です。

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