バングラデシュとEPA交渉開始=林官房長官

Kazuhiko Tamaki

[東京 12日 ロイター] - 林芳正官房長官は12日午後の会見で、バングラデシュと経済連携協定(EPA)交渉を開始すると発表した。

林官房長官によると、日系企業の進出先や投資先として近年バングラデシュは重要性を増しており、その一方で企業側からは同国の高い関税の撤廃やルール整備の観点からEPA締結について強い要望があったという。

日本とバングラデシュの2国間関係は2023年に戦略的パートナーシップに格上げされており、林官房長官は、EPAが締結されれれば同国との関係が一段と強化されるとの見通しを示した。

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