私「ダビングお願い」後輩「なにそれ?」職場で【動画】の作業中、後輩の反応に愕然! → さらに!?

時代の流れとともに、廃れるものや呼び方が変わっていくものがありますよね。自分ではまだ大丈夫と思っていても、時の流れについていけてないことも……。今回は、ビデオカメラの録画作業からジェネレーションギャップを痛感した私のエピソードをご紹介します。

ftnews.jp

後輩にダビング方法をレクチャー

職場で開催したセミナーを、ビデオカメラで撮影したときのこと。無事に撮影が終了し、誤って消去しないように、後輩女性のA子に「動画をダビングしておいてくれる?」と頼みました。
A子は「え? ダビングですか?」と戸惑っている様子。
ダビング方法がわからないのかと思い操作方法を説明していたら、A子はその途中で「バックアップですね! わかりました」と言い、作業に取り掛かりました。

わからないのは方法ではなかった!

A子がわからなかったのはダビングの「方法」ではなく、「言葉の意味」だったのです。
ビデオテープ世代の私は複製することを「ダビング」と言っていましたが、スマホ世代のA子は「バックアップ」や「コピー」と表現するのだとか。
なんの疑問も抱かずにダビングと言っていた私はプチショック。
「ダビングってかっこいい響きですね。プロっぽい」とA子に言われ、複雑な気持ちになってしまいました。

プチショック、再び

一緒に動画を見ているときも、ショックを受ける出来事が起こりました。
A子に「今のところ、巻き戻して」と言うと、「早戻しですか?」と言われたのです。「え? 早戻し?」と、耳慣れない言葉に今度は私が戸惑いました。
巻かれているビデオテープは前に戻すことを「巻き戻し」と言いますが、それ以外は「早戻し」と言うそうです。
「リモコンにも早戻しと書かれている」と指摘され、時代から取り残されていることに気付いてしまいました。

ジェネレーションギャップを痛感

A子に「もしかしてビデオテープも知らない?」と恐る恐る聞くと、それはさすがに知っているとのこと。でもVHSという言葉は知らないと言われ、ジェネレーションギャップを痛感しました。
録画の作業だけでこんなにも違いがあるとは、と愕然とした私。「もしかして私時代遅れ? 大丈夫!?」と、急に不安になってしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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