福島県産食材の風評払拭や魅力の発信につなげようと、県内の事業者などが常磐ものや会津地鶏などを使った特製弁当を開発しました。
プリっとした触感が特徴のフグのから揚げに、メイプルサーモン。豪華な食材が並ぶ特製弁当はすべて、福島県産の食材が使われています。県産食材の風評払拭や魅力の発信につなげようと、県内の宿泊事業者や飲食店、生産者などが協力して開発しました。
郡山市のホテル「華の湯」が手がけた特製弁当は、県のブランド米「福、笑い」や、田村市で養殖された「福うなぎ」など、県産食材が45品も使われた豪華な一品です。
阿部真奈記者「メヒカリのふわっとした触感、そしてハーブの香りが鼻を抜けてとってもおいしいです」
福豆屋の「特上幕の内弁当」には、松川浦産の青のりの天ぷらや、伊達鶏のつくねなど、自慢の食材がたっぷりと使われています。
福豆屋・小林文紀専務「それぞれの生産者の思いが駅弁となって、福島・郡山から全国に発信できるというありがたい商売ですので、そういうことを駅弁に込めた」
この福島の魅力がつまった特製弁当は、3月23日から期間限定で、福島市にある県観光物産館などで販売される予定です。