「隠さなきゃいけないことがあるのが申し訳ない」 元俳優・若林志穂、生活保護告白の理由を涙ながらに説明

元俳優の若林志穂さんが2024年3月12日にXで、障害年金と生活保護を受給していると告白した。その後、Xでライブ配信を行い、告白の理由について「みんなに隠さなきゃいけないことがあるっていうのが申し訳ないと思った」などと涙ながらに話した。

「皆さんからの質問にはちゃんと答えなきゃいけない」と告白決意

若林さんは12日午前1時頃にXで、「私は皆さまが想像してない生活をしています」として、「①障害年金を受給してます ②昨年の後半から生活保護を受給しながらの生活をしてます ③特別な場所で生活をしてます(他の住人さんに迷惑がかかるので秘密です)」と告白した。

若林さんは6日にXで、「皆さまにお話しをしていない事があり、それを隠している訳ではないけれどいつか皆さまが知る時が来ると思います」などと投稿していた。

若林さんはその後、12日朝にライブ配信を行い、告白の理由について説明した。1月に「ある取材を受けました」と言い、「その中で、生活保護の話させていただいているんですね」と明かした。しかし、「色々事情がありまして、先方の方に」として、発売が延期になったという。

その上で、フォロワーらから「料理の写真を載せて下さいとか、今お仕事は何してるんですか?とか、どうやって生活してるんですか?」などの質問が寄せられる中、「私もどうしたらいいのかなっていうのがここ何か月間、思ってたんですね。嘘ついてる訳ではないですけども、やっぱりファンの人とか、応援してくれる人、あとフォロワーさんの気持ちを考えるとやっぱり、聞きたい事ってありますよね」「しっかり皆さんからの質問にはちゃんともう答えなきゃいけないんじゃないかな」との思いが募り、今回告白を決意したと明かした。

「病んでるとかって言われるのが本当に嫌」

また若林さんは、「やっぱり病んでるとかって言われるのが本当に嫌なんですよね」とも話した。「私が公の場に出なかったのは体調悪いから出なかっただけで、こうやって表に出れるってことは、皆さんが想像できないくらい元気になったからです」と明かす。体調が悪い時には「表舞台に出よう」「Twitterやろう」「写真載せよう」などの考えすら浮かばなかったと説明した。

これまでフォロワーからのプライベートに関する質問に答えられなかったもどかしさについて話す場面では涙を流し、「そういうみんなに隠さなきゃいけないことがあるっていうのがちょっと申し訳ないなと思った」と吐露した。

若林さんは、91年スタートの連続ドラマ「天までとどけ」(TBS系)で長女・待子役を演じて人気を博し、2009年に芸能界を引退した。

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