春の訪れを告げる磯草の収穫が始まる 2度の大しけで収量減 宮城・気仙沼市

宮城県気仙沼市で春の訪れを告げる磯草の収穫が始まりました。2度の大しけの影響で、収穫量が減る見込みです。

気仙沼市階上地区ではフノリやマツモなどの収穫が解禁され、12日朝に約20人の漁業者が岩場に張り付いた磯草を収穫していました。

2度の大しけの影響で磯草が剥がれたり砂が混じったりする被害が確認されていて、収穫に訪れる漁業者の数も前年の半分以下ということです。

漁業者「この間大きな波が来て無くなった。前年の5分の1でも足りないくらい」「駄目だね生育してないし前年より悪いね」

磯草の収穫作業は、4月まで行われる予定です。

© 株式会社東日本放送