【MLB】「世界一カッコイイ入場曲」メッツの守護神ディアスが大怪我から実戦復帰 WBCの“悲劇”から1年ぶり

メッツの守護神エドウィン・ディアス投手が11日(日本時間12日)、米フロリダ州ポートセントルーシーでのマーリンズ戦に登板。約1年ぶりの実戦復帰で、圧巻の投球を披露した。

◆【実際の動画】「まるで映画のワンシーン」球場のボルテージが“ブチ上がる”ディアスの入場姿!一昨年はトランペット氏自ら生演奏し観客大興奮!

■昨季全休からのカムバック

ディアスは5回、先頭のヘスス・サンチェス外野手をスライダーで空振り三振に仕留めると、続くアビサイル・ガルシア外野手、ジョン・バーティ内野手も再びスライダーで空振り三振に。フォーシームの最速は98.0マイル(約157.7キロ)、回転数2460をマークするなど、威力抜群の剛球で3人の打者をねじ伏せた。

ディアスは昨季3月のWBCにプエルトリコ代表として出場。ドミニカ共和国との一戦で9回に登板し、自らの好投で準々決勝進出を掴み取ったが、試合終了直後のセレブレーション中にマウンド付近で転倒。右膝膝蓋腱(しつがいけん)を断裂し、レギュラーシーズンを棒に振った。

ティモシー・トランペット氏の曲「Narco」に乗せてマウンドに上がるディアスの姿は、MLBでも屈指の名シーンとして知られる。この日も球場に軽やかなトランペットが鳴り響くと、観客は総立ち。1年ぶりの復帰を大歓声で迎え入れた。

昨季の千賀滉大投手に続いて藤浪晋太郎投手が加わり、日本でもますます注目度が上がるメッツ投手陣。試合の最後を華やかに彩る登場曲にも、ぜひとも耳を傾けてみてほしい。

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◆藤浪晋太郎はリリーフをやるべき 公式データが示す“100マイル超え”のフォーシーム「136球」

(H.Ariga/SPREAD編集部)

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