2010年以来のCL8強入りへ、アルテタ監督が1stレグのリベンジ誓う「もっとうまくやらなければ」

アーセナルのミケル・アルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が逆転突破に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

2月21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのポルト戦ではボールを保持しながら、なかなか決定機を作れず、敵地で0-1の先勝を許したアーセナル。12日の2ndレグでは2010年以来となるベスト8進出をかけ、ホームでの逆転突破を目指す。

前日会見に臨んだアルテタ監督は日本代表DF冨安健洋が練習に部分合流したことを明かし、メンバー入りを願っていると述べた中、リターンマッチとの向き合い方にも言及。しっかり準備して1stレグ以上のパフォーマンスを見せると話した。

「前回対戦で見せた以上のものを生み出すため、多少修正しなければならないのは確かだ」

「これがチャンピオンズリーグのレベルだ。トップチームと対戦している。2試合あるという事実が頭をよぎる。そして、明日はもっとうまくやらなければならない」

「我々は可能な限り最善の形で準備し、多くの適切な決断を下す必要がある。そして勇気を持ち、事を成し遂げるための度胸を見せなければならない。このような状況で待っていることはできない。自ら立ち向かい、目標を達成する必要がある。それが明日のアプローチだ」

また、2-1で勝利した直近のブレントフォード戦を引き合いに出しながら、ポルト攻略の糸口についてもコメント。難しい展開になっても動じないことが大事と考えている。

「毎週戦うどの対戦相手にも長所と短所があり、試合へのアプローチも異なる」

「今我々は、彼らのことをもう少しだけよく知ることができている。プレミアリーグでもこういった試合を何度も戦ってきたし、2日前(ブレントフォード戦)もそうだった。自分たちらしくあること、数週間前よりもコントロールできる部分を増やすことに我々は集中する」

「試合の流れは非常に重要で、長い試合を戦うことになるのはわかっている。思い通りに進む瞬間もあれば、急激に変化する瞬間もある。感情的なことを言えば、そういった試合でしっかりプレーするために十分準備をしておく必要がある」

© 株式会社シーソーゲーム