コナミデジタルエンタテインメントは、世界野球ソフトボール連盟が主催する野球eスポーツの世界大会「WBSC eBASEBALL Series」にて、日本代表の森翔真(プレイヤーネーム:SHORA)選手が優勝したことを明らかにした。
「WBSC eBASEBALL Series」は、WBSC公式野球ゲーム「WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球」を競技タイトルとするeスポーツ世界大会だ。昨年秋から世界各地で開催されてきた予選大会には、のべ15,000人以上が参加している。
世界の頂点を決める決勝大会には、日本代表選手2名を含む4選手が進出し、スイス・ローザンヌにあるオリンピック・ミュージアムに集結した。リーグ戦形式で実施されたグループステージを全勝で突破した森選手は、グループステージ2位の藤島選手と決勝戦で激突。この日本人対決となった決勝戦も8-1で制し、森選手が初代王者に輝いている。
■優勝した森選手のコメント
優勝できて本当によかったです。ローザンヌに来たのは初めてですが、非常に美しい街でとてもリラックスできました。大会では、自分の持ち味であるバッティングを強く活かせたので、そこが良かったと思います。
東京で開催される次回大会で、また世界の猛者たちと戦えるのが楽しみです。
決勝大会の会場となったのは、スポーツの殿堂であるオリンピック・ミュージアム(スイス・ローザンヌ)で、この日スポーツの歴史に新たな1ページが刻まれた。
なお、白熱の試合が繰り広げられた「WBSC eBASEBALL Series」決勝は、WBSCの公式YouTubeチャンネルでアーカイブが配信されている。
また、「WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球」を競技タイトルとする次回の世界大会は、「ePremier12」として2024年11月に開催予定となっている。決勝大会は、同時期に開催される野球の国際大会「WBSC Premier12」にあわせて、東京ドームを舞台に開催されることが決定しているので、こちらにも注目だ。