相次ぐ死亡事故を受け 千葉労働局 工事現場で安全パトロール

相次ぐ死亡事故を受け 千葉労働局 工事現場で安全パトロール

 労働災害による死亡事故が2024年に入ってから千葉県内で相次いでいることを受けて、千葉労働局の職員らが3月12日、千葉市の工事現場でパトロールを行い、安全に作業が行われているか点検しました。

 緊急安全パトロールとして、千葉労働局や千葉労働基準監督署の職員らあわせて7人が12日、千葉市中央区の建設工事現場を訪れました。

 工事現場では、高いところから落ちないよう手すりや安全ネットが設置されているかや、転倒しないよう資材を整理整頓して置いているかなど、事故防止対策が適切に行われているか点検が行われました。

 千葉労働局によりますと、県内では、2024年に入ってから2月末までに、労働災害による死亡者数が2023年の倍以上のペースで推移していて、合わせて10人が亡くなっています。

 特に建設業や製造業での死亡事故が目立っていて、千葉労働局の岩野剛局長は、「労働災害を絶対に発生させない職場作りをお願いしたい」と話しています。

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