「初戦に全力」いざ33年ぶりセンバツへ 学法石川が甲子園に出発 19日に健大高崎(群馬)と対戦 福島

「勝つことが恩返し」。決意を胸に、春のセンバツ高校野球に出場する、福島県の学法石川の選手たちが、福島空港から甲子園に向けて出発しました。

学法石川は今年、33年ぶり4度目の春のセンバツ大会に出場します。12日朝、福島空港で行われた出発式では、全日空仙台支店の杉尾俊一支店長が「勇気と感動を与える活躍を期待します」と選手たちを激励しました。これに対して、キャプテンの小宅善叶選手が「感謝と恩返しの気持ちで戦ってきます」と決意を述べました。

学法石川・小宅善叶主将「(センバツに)出られるのもたくさんの方々の支えがあったからなので、自分たちが甲子園で勝って、勝つということが恩返しだと思うので、本気で最後まで戦い抜いて頑張ってきたいと思います」

佐々木監督は、甲子園での目標について「初戦に全力を尽くす」と話しました。

学法石川・佐々木順一朗監督「まず上に行くにしても、初戦がすべてだと思う。初戦で波に乗ったチームが上に行くと思うので、まず初戦に全力を尽くすことがすべて」

春のセンバツ高校野球は18日に開幕し、学法石川は大会2日目の19日に群馬の健大高崎との初戦を迎えます。

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