大学前応援団長迫力の演舞で児童に声援 終始盛り上がり 力強さに元気とやる気がわいた/岡山・津山市

河辺小学校=岡山県津山市=で11日、「関西四私立大学応援団連盟」に所属する立命館、同志社、関西、関西学院大学の前応援団長たちが迫力のある演舞を披露し、全児童316人に声援を送った。

勉強や学級活動など、頑張る子どもたちを励まそうと来校したのは、上河原出身で立命館大学の本年度団長・小坂田晃嗣さん(22)、同志社大学の115代団長・加田光さん(同)関西大学の101代団長・河口直生さん(同)、関西学院大学の77代団長の宇津野亜門さん(同)の4回生4人。

「われわれは、大学のスポーツ部の応援に出向き勝利に寄与する団体。今日はみなさんに勇気と感動を与えるために来た」とあいさつした後、4人は応援歌に合わせて機敏に動き、「がんばれ河辺!みんなで盛り上げるぞ」とかけ声。子どもたちは「おー!」と呼応し、手拍子を取るなどして終始盛り上がっていた。

本年度の同小運動会で応援団長を務めた6年・鈴木応介君(12)は「会場のみんなを引っ張っていくぐらいの力強さを感じ、元気とやる気がわいてきた」と笑顔で話した。小坂田さんは「頑張る人や悩んでいる人たちに向けて全力を注ぐのが応援の真骨頂。大人になった時、自分たちの姿を思い出して人に貢献できるようになってくれたらうれしい」と語っている。

全力で子どもたちを応援する小坂田さんら

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