2026年大河ドラマは『豊臣兄弟!』。主役は秀吉の弟・秀長、仲野太賀が主演

NHKは、2026年の大河ドラマについて、豊臣秀長を主人公にした『豊臣兄弟!』とし、主演・仲野太賀、脚本・八津弘幸で制作すると発表した。

NHK公式サイトより

豊臣秀長は、豊臣秀吉の弟。NHKでは「『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!」「強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡──夢と希望の下剋上サクセスストーリー」と紹介している。

主演の仲野太賀(左)と脚本の八津弘幸(右)

主演を務める仲野太賀は、大河ドラマでは『風林火山』『天地人』『江~姫たちの戦国』『八重の桜』『いだてん』に出演歴を持つ。また、2024年4月から放送の連続テレビ小説『虎に翼』で佐田優三役を演じる。

脚本を担当するのは、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』などを手掛けてきた脚本家・八津弘幸。NHKの作品では連続テレビ小説『おちょやん』『1942年のプレイボール』などを手掛けていた。

制作統括の松川博敬チーフ・プロデューサーは、「天下人・豊臣秀吉の一代記である『太閤記』。この日本史上最も有名なサクセスストーリーを『兄弟の絆』というテーマで令和の時代によみがえらせます」とコメント。

また「この企画を考えるにあたり、未来を担う子どもたちにとってそんな『歴史への興味の扉』としての大河ドラマの役割を強く意識しました」とし、「小学生でも楽しめる、歴史初心者にもわかりやすい、家族みんなでご覧いただける大型娯楽時代劇をお届けしたいと切に願っています」と語っている。

本作は2026年1月から放送開始予定。なお、現在放送中の『光る君へ』に続く2025年は、蔦屋重三郎(主演・横浜流星)をテーマにした『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』の放送が決定している。

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