3月9日に日本テレビ系土曜ドラマ『新空港占拠』の第9話が放送された。本作は、獣の面をかぶった武装集団が占拠した新しい国際空港『かながわ新空港』で、神奈川県警捜査一課の武蔵三郎（櫻井翔）が人質救出と、鬼以上に危険な“けもの退治”に挑むタイムリミット・バトル･サスペンス。
（※以下ネタバレ含みます）
30年前に行方不明となった武蔵の兄･健一の失踪の真実を話せ…！インカムに爆弾を仕掛けられた武蔵（櫻井翔）の命と引き換えに、悠月（高橋メアリージュン）が人質となった武蔵の姉・二葉（奥貫薫）を問い詰めた。爆発までの時間に追われながら、判明したのは…健一が初代山猫・陸奥哲夫の罪を告発しようとして、北見議員（手塚とおる）に殺されていたということだった。
さらに健一には当時、双子を妊娠中の恋人がいた…。その双子の姉妹こそ、龍の悠月と蛇の紗季（宮本茉由）だったのだ―。苦労して生きて来た2人は、殺害を知る当時の北見の秘書・二葉のことを恨んでいた。さらに、指揮本部を占拠した岩槻（白石聖）が、実は丹波（平山浩行）の妻の妹で、姉の死について怒りを抱いていたことも判明して―。
序盤からいきなり、武蔵が悠月と紗季にとって叔父にあたるという衝撃の事実が判明。これには「まさかのおじ…びっくりでした」「おじとか…衝撃えぐいな」「頭が追いつかないんだがww」など作中の武蔵同様に困惑する声がSNSに多数。また「姪っ子が叔母叔父を殺そうとしてる画やば」「叔父のこと爆死させようとする双子の姪っ子怖すぎるでしょ…」などの意見もあがっていた。
さらに悠月は山猫がこの空港を建設した本当の理由を配信で明らかにする。山猫は空港の地下に発見されたネオメタンという物質の開発のために空港建設を行ったという。ネオメタンの開発に成功すれば、今後100年のエネルギーは自給自足ができる―。そんな説明がされるなか、映像を録画に切り替えた獣たちが脱走を図ろうとする。しかしその脱走の途中で、大河（ジェシー）がシステムを乗っ取り、空港に潜入して…。
大河の登場により、獣たちが混乱するのに乗じてSATが突入し、獣を続々と制圧していく。
大河は人質全員を奪い取り、裕子（比嘉愛未）も含めトラックに載せ、横浜のとあるホテルへと向かう。あの男は何をする気だ…？と不安の武蔵。「皆殺しだ―」大河は不気味につぶやいて―。
今回次々と獣たちが確保されていくシーンでは心を動かされた人が多かったようで「みんなが逮捕されるとこはなんだか泣けた…」「めっちゃ感情移入しちゃってたよ…」「大病院の時もそうだったけど、今回も犯人逮捕のシーンは泣くなあ」などの声があった。
一方、次週の最終話に向けて、山猫の正体の考察も続々とあがっており、「連れてった人質たちかホテルにいるやつらのなかに山猫がいるよなぁ」「私はまだ三郎の父=山猫説を疑ってるよ」「本庄か裕子さんかなぁ」「実は三郎の兄は生きていて山猫になったのでは」などのコメントも。
そして、公式サイトの“隠し動画”が、ある人物のことを山猫の正体だと匂わせていると話題になっている。これまで動画内で提示されたキーワードをつなげると…なんと山猫の正体が武蔵だとの英文になっているのだ。「公式のヒント動画、山猫の正体は武蔵三郎！？ウソだろ…」「『どういうこと？』って頭の上がはてなだらけなんだけど」「公式サイトの隠しワードはまだ最後じゃないでしょ」「え、、、これほんとだったら怖すぎるしウソだろすぎる」などこちらも波紋を呼んでいる模様。最終話までにこちらの情報にも目が離せないようだ。
次週放送の最終話は…
「全員、皆殺しだ」――暴走を始めた大河は、空港から人質全員を奪って逃走。SAT隊員が獣たちを次々と制圧していくなか、悠月は隙を見て空港を抜け出し、大河の後を追う。
「新見大河はどこに逃げた？」…武蔵は身柄を拘束した獣を問い詰め、大河の行き先と目的を聞き出し絶句する…大河が空港占拠に加担した理由……裕子を拉致した本当の狙い……そして用意された最悪の結末……全てを知った武蔵は大河の危険な計画を食い止めるべく、本庄（瀧内公美）と共に現場へ向かい、最後の闘いに挑む。一方のさくら（ソニン）は、人質全員の命を守るため、意を決して、ある人物に救いを求める…「教えてください。新見大河を止める方法を」――。
大河が暴こうとしている最後のウソ…真の山猫の正体とは？獣たちの願い、武蔵と大河の死闘。そして、最後に訪れる衝撃の十数秒…運命の最終回。
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