<卓球>世界ランク1位の樊振東が18歳に敗れる波乱、「テイラー・スウィフトのライブに行ったから」と批判

卓球のシンガポールスマッシュ2024男子シングルスで世界ランキング1位の中国の樊振東がベスト32で敗退する波乱があった。

卓球のシンガポールスマッシュ2024男子シングルスで世界ランキング1位の中国の樊振東(ファン・ジェンドン)がベスト32で敗退する波乱があった。

12日に行われた男子シングルスの試合で、樊振東は同じ中国の18歳・林詩棟(リン・シードン。同18位)と対戦し、1-3(6-11/2-11/11-9/6-11)で敗れた。この結果、林詩棟がベスト16に進出した。

中国メディアは大会前の展望で、樊振東と王楚欽(ワン・チューチン)、馬龍(マーロン)が優勝を争うことになるだろうと予想していた。中国のSNS・微博(ウェイボー)では「林詩棟3-1樊振東」がすぐにトレンド入りした。

樊振東は大会直前にシンガポールで行われた人気歌手テイラー・スウィフトのライブを観に行ったと報じられており、ネット上では「試合も終わっていないのにライブなんか観に行ってるから負けるんだ」「林詩棟はライブに行かず真面目に練習していたから勝つのは当然」「もうパリ五輪に行かずライブに行けよ」と批判的な声が多く上がった。

一方で、「勝ち続けられる選手なんていない」「負けたらライブのことを言い出すやつがいると思っていた。アスリートにプライベートはないというのか?」「オフに何をしようが選手の自由だろう」「試合に勝ち負けは付き物。そこまで批判することはない」と擁護する声も出ている。

このほか、「第3ゲームは明らかに林詩棟が譲ったな。そうでなければストレートだった」「林詩棟はまだ18歳。将来が楽しみだ」「若手が育ってきている。未来に希望が持てる」と若い選手の台頭に期待を寄せる声も上がっている。(翻訳・編集/北田)

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