東京マーケット・サマリー(12日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 147.33/147.34 1.0930/1.0934 161.05/161.09

NY午後5時 146.94/146.95 1.0926/1.0927 160.54/160.56

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル高/円安の147円前半で推移している。日銀の正常化観測で円が買われ過ぎた反動が出たことに加え、米消費者物価指数(CPI)発表前のポジション調整でドルの買い戻しが優勢となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 38797.51 -22.98 38470.39 38,271.38─38,841.80

TOPIX 2657.24 -9.59 2639.69 2,617.90─2,657.53

プライム市場指数 1367.51 -4.98 1357.31 1,347.29─1,367.67

スタンダード市場指数 1261.28 +7.02 1249.15 1,242.43─1,261.28

グロース市場指数 943.42 +17.19 921.39 914.84─943.42

グロース250指数 751.57 +14.28 733.16 727.32─751.57

東証出来高(万株) 182973 東証売買代金(億円) 47860.36

東京株式市場で日経平均は、前営業日比22円98銭安の3万8797円51銭と、小幅に続落して取引を終えた。米CPIの公表を控えたポジション調整の売りで、下げ幅は一時500円を超えた。ただ、下落局面では押し目買いも入り、下値の堅さも確認された。

プライム市場の騰落数は、値上がり1079銘柄(65%)に対し、値下がりが529銘柄(31%)、変わらずが48銘柄(2%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.011

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB -0.053 (+0.005)

安値─高値 -0.053─-0.053

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.011%になった。前営業日(マイナス0.010%)から横ばい圏。「引き続き、資金の取り手のニーズが強い」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年6月限 145.47 (-0.08)

安値─高値 145.37─145.58

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.765% (+0.005)

安値─高値 0.775─0.765%

国債先物中心限月6月限は前営業日8銭安の145円47銭と続落して取引を終えた。海外金利上昇や日銀の政策修正観測が重しとなった一方、5年利付国債入札が波乱なく通過したことが下値を支えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.765%。前場には一時3カ月ぶりに0.775%まで上昇した。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.36─0.26

3年物 0.44─0.34

4年物 0.52─0.42

5年物 0.60─0.50

7年物 0.76─0.66

10年物 0.99─0.89

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