集英社新書から『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』が3月15日(金)に発売となる。
「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……。その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった?本書は、そんなおいしさの中の真実に迫るノンフィクションだ。
いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか? どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピー&ペーストのように並ぶのはどうしてか? 身近な現象から移民文化を知ることのできる一冊。ぜひチェックしてみよう。
(文=リアルサウンド ブック編集部)