「MUSIC FAIR」3000回記念コンサートを開催! さだまさし、鈴木雅之、藤井フミヤ、KinKi Kidsら総勢34人が共演

2024年で60周年を迎えるフジテレビ系の音楽番組「SHIONOGI MUSIC FAIR」(土曜午後6:00)では、3月23日から6週連続で、3月8・9日に大阪・フェスティバルホールで開催された「MUSIC FAIR 3000回記念コンサート」の模様を届ける。

コンサートは、テーマソングの大合唱で幕を開け、「MUSIC FAIR」ならではのスペシャルなコラボレーションや、この番組でしか実現できない夢の共演が繰り広げられた。番組MCを務めている仲間由紀恵と軽部真一アナウンサーが司会進行を担い、「MUSIC FAIR」で結成された女性4人組のボーカルユニット・LA DIVA(森山良子、平原綾香、新妻聖子、サラ・オレイン)、さだまさし、石川さゆり、鈴木雅之、藤井フミヤ、工藤静香、ゴスペラーズ、KinKi Kids、ゆず、コブクロ、三浦大知、AI、SUPER BEAVER、LiSA、生田絵梨花、Little Glee Monsterら、全16組・34人が一堂に会した。

ステージでは、さだまさし×藤井フミヤ「なごり雪」、工藤静香×LiSA「嵐の素顔」、鈴木雅之×三浦大知「違う、そうじゃない」、KinKi Kids×ゆず「桜木町」「全部だきしめて」、コブクロ×Little Glee Monster「YELL~エール~」などの、新鮮な共演により次々と夢のコラボが実現。

さらに、「MUSIC FAIR」男性歴代最多出演者であり、昨年10月に逝去された谷村新司さんの代表曲「昴 -すばる-」を、谷村さんをリスペクトするアーティストたちが生前の谷村さんの歌声と共に熱唱し、会場は感動に包まれた。また、トークコーナーでは、「MUSIC FAIRの思い出」や「MUSIC FAIRに聞きたいこと」「人生のターニングポイント」などのテーマで、アーティストたちがそれぞれの思いを語った。

なお、1964年に放送を開始して以来、今年で60周年を迎え、放送回数が3000回となる「MUSIC FAIR」が、2024年3月2日の放送をもって、世界最長の週刊音楽テレビ番組として、ギネス世界記録に認定された(「Longest running weekly TV music show・週刊音楽テレビ番組の最長放送」初回放送1964年8月31日から59年184日で達成)。

そして、日本のレギュラー音楽番組としては最長寿の記録を誇る「MUSIC FAIR」に、記念コンサートに出演したアーティストからお祝いのコメントも到着。

LA DIVAの面々は「『おめでとうございます』という言葉を超えて、お祝いと感謝の気持ち、そして感慨深く、これほど長く続く音楽番組にデビュー当時から出演させていただき本当に幸せです」(森山)、「何もかもがこだわり抜かれ、毎週全身全霊で臨んでいらっしゃる、スタッフやミュージシャンの皆さんに、いつも感動をいただいています。世界に誇る長寿番組として、これからもずっと輝き続けてください!」(平原)、「放送開始から、途方も無い日数をかけて多くの関係者の皆さまが築き上げてこられた歴史の一部として、今回参加させていただけますことを心より光栄に思います」(新妻)、「外国のルーツがある私ですが、日本の伝統ある音楽番組に出演させていただけた貴重な機会に感謝です。番組を通じていろいろな日本のアーティストとのご縁が生まれ、3000回もチーム『MUSIC FAIR』と共に盛り上げていきたいと思います!」(サラ)と、それぞれ祝福。

さだは「『MUSIC FAIR』は日本の音楽界の良心です。偉大な番組です。その記念回にお招きいただけることは歌手として最高の喜びです。さてあと何度呼んでもらえますやら」と述べると、石川も「これだけ音楽にこだわりながら、皆さんにいい音楽を届けるということをやり続けてきた番組というのはあまりないので、本当に素晴らしい大事な番組です。それと同時に洋楽だけでなく、邦楽の美しさというのもまたご紹介いただけたらと思います。音楽というのは何の垣根もありません。すてきなものはどんどん『MUSIC FAIR』で作っていただきたいです」とメッセージ。

鈴木は「僕がまだ8歳の頃にスタートして60年ですからね。まさに“継続は力なり”です! 『MUSIC FAIR』は、まだコラボレーションという言葉が一般的でない頃から、番組の中でミュージシャン同士が歌い合う、これが醍醐味(だいごみ)で、番組を通して勉強になりました。その楽しみ方は自分が音楽を作る上でも影響を与えてくれて、たくさんのボーカリストたちとデュエットをしています」と自身のエピソードを明かした。

藤井は「『MUSIC FAIR』は日本最長の音楽番組であり、日本歌謡の歴史そのものです」と表し、工藤は「たくさんの思い出があり、特にさまざまな方とのコラボレーションの機会をいただいてうれしかったです。生演奏で作り上げる、伝統ある音楽番組に出演できて光栄です」と心境を伝える。

KinKi Kids(堂本光一、堂本剛)の2人も「60周年3000回という記念の回に出演させていただき感謝です。音楽をとても大切にしてらっしゃるのをいつも感じております。それに応えるべく大切に歌わせていただきます」(光一)、「記念すべきタイミングにて出演させていただけること大変光栄です」(剛)と感謝を胸に、コンサートに参加したことを報告している。

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