中国各地で国際クルーズ再開、クルーズ産業回復

中国のクルーズ産業は、昨年9月に国際クルーズ船の運航が全面的に再開されて以来、回復を続けています。

中国のクルーズ産業は、昨年9月に国際クルーズ船の運航が全面的に再開されて以来、回復を続けています。中国東北部の遼寧省にある大連国際クルーズターミナルで10日、米国発の国際クルーズ船がゆっくりと接岸し、47カ国の乗客乗員2000人余りがそれぞれの中国の旅を開始しました。これは、大連港の国際クルーズ業務が正式に再開されたことを示す一例です。

福建省アモイ市の国際クルーズも10日に2024年の「新シーズン」が始まりました。1600人余りの旅客を乗せた国際クルーズ船「コスタ・メディタラネア」がアモイに寄港し、4日後には2000人余りの旅客を乗せて日本に向かいます。

春節(旧正月、今年は2月10日)に合わせた帰省や旅行のための特別輸送態勢「春運」期間中、国際クルーズ船15便が海南省三亜市から出港しました。上海市では2月下旬に国際クルーズ船4隻同時寄港という壮観な光景が見られました。

その間、多くの港はインフラを改造し、税関も旅客の検疫や手荷物検査などの流れを適正化し、検疫のスマートトラックを新たに追加し、検査設備の画像処理能力を高め、出入国する旅客に安全かつ便利で効率的な通関環境を提供しています。(提供/CRI)

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