前人未到の1試合6ゴール!ヴァンフォーレ甲府「歴代最強の外国人選手」5名

2月末に開幕の日を迎えたJリーグ。今季も混戦模様のスタートとなっており、激しいシーズンが12月まで行なわれる。

今回はそのJリーグで波乱万丈の人生を歩んできたヴァンフォーレ甲府の歴史上「最強の外国人選手」を5名選んでみた。

アライール

生年月日: 1982年1月27日

ヴァンフォーレ甲府所属:2002~2006年

ヴァンフォーレ甲府で4年半のシーズンを戦ったブラジル人のディフェンダー。清水エスパルスでは出番がなかったが、2002年の夏に甲府へと加入してからJリーグで出場機会を得られるようになった。

2005年のシーズンにはクラブ初のJ1昇格に貢献。それから1年後にはチームとの連絡が途絶える形で退団となったが、2009年には日本へと復帰し愛媛FC、京都サンガF.C.でプレーした。

バレー

生年月日:1982年1月18日

ヴァンフォーレ甲府所属:2005~2006年、2015年

J1・J2入れ替え戦で柏レイソルを相手に伝説の「ダブルハットトリック(1試合6ゴール)」を決めたバレー。2005年に大宮アルディージャから加入し、すぐにエースストライカーとして21ゴールを奪取。J1昇格に大きく貢献した。

さらにJ1でも活躍を見せ、2006年を最後に退団してガンバ大阪へと旅立っていった。それから9年後の2015年に電撃復帰し、半年間のみの所属であったが22試合で8ゴールを決めてインパクトを残した。

ダヴィ

生年月日:1984年3月10日

ヴァンフォーレ甲府所属:2011~2012年、2016年

甲府での個人タイトル:J2得点王1回

ヴァンフォーレ甲府でJ2リーグ得点王となったのはハーフナー・マイクとダヴィの二人のみ。それを考えても非常にインパクトが大きい選手であった。

2011年7月に名古屋グランパスから期限付き移籍で加入し、さらに次年度も残留して32ゴールという素晴らしい結果を残し、J1昇格に大きく貢献した。それによって大きく評価を高め、鹿島アントラーズへと引き抜かれている。

なお、2016年に4年ぶりに甲府へと復帰しているがその時には半年で10試合1ゴールと活躍することができず、シーズン終了後に松本山雅FCへと移籍した。

クリスティアーノ

生年月日:1987年1月12日

ヴァンフォーレ甲府所属:2014、2016、2023年~

Jリーグで10年以上を過ごしているブラジル人アタッカー。パワフルな右足のシュートやフリーキックを武器に長く活躍し、AFCチャンピオンズリーグで強さを見せることが多い選手でもある。

レッドブル・ザルツブルクから2013年に栃木SCへ期限付き移籍し、その1年後に甲府へと加入。リーグカップで6ゴールを決める活躍を見せ、次年度は柏に期限付き移籍した。

2016年には甲府に復帰したが半年で柏へと戻り、長く主力のアタッカーとして活躍した。昨年夏には6年ぶりに甲府に復帰し、再びAFCチャンピオンズリーグでプレーした。

ピーター・ウタカ

生年月日:1984年2月12日

ヴァンフォーレ甲府所属:2019、2023年~

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清水エスパルスでJリーグにデビューしたあと、サンフレッチェ広島、FC東京、そしてデンマークのヴェイレを経て2018年にヴァンフォーレ甲府へと加入した元ナイジェリア代表ストライカー。

甲府での1年目はJ2で40試合に出場し、20ゴールと活躍。その後京都サンガFCへと移籍したが昨年復帰し、再びシーズン12ゴールを奪取する結果を残して話題に。

今季はAFCチャンピオンズリーグでブリーラム・ユナイテッド相手に2ゴールを決め、クリスティアーノ・ロナウドが持っていた大会の歴史上最年長得点記録を更新している。

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