「身体を酷使してしまった」世界選手権で“途中棄権”した高木美帆が今シーズンを回顧!「いつまでも滑っていたかった」【スピードスケート】

スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)が自身のインスタグラムを更新。ひたすら走り続けたシーズンを振り返り、現在の率直な想いを綴った。

まず、高木は冒頭で「シーズン終了しました」と報告。「たくさんの方のサポートのおかげで、新しいチャレンジをすることができて、本当に恵まれている。と、感じた一年でした」と感慨に浸った。

「何より、仲間たちとスケートをすることができたことによって、新しい気づきや発見が多く、毎日スケートが楽しいと感じられていたことが一番幸せな時間でした。できることなら、シーズンが終わってほしくなかったです。いつまでも滑っていたかった」
3月7、8日にドイツのインツェルで行なわれた世界選手権のスプリント部門では、合計147.545点で2020年以来2度目の総合優勝を果たした。そして、9日に短距離から長距離の4種目総合で争うオールラウンド部門に出場し、前半2種目を滑って総合3位だった。

だが、後半2種目が開催される10日に「体が悲鳴をあげていて、滑るべきではないと判断しました」と自身の公式サイトで説明し、途中棄権を発表。悔しい形でシーズンを終えることになった。

それでも、今季は2月の世界距離別選手権で1000メートルと1500メートルの2冠を達成するなど、手応えを感じる1年でもあった。「ただ気持ちとは裏腹に身体はかなり酷使してしまったので、しばらくはしっかり休みたいと思います!」とコメントした。

構成●THE DIGEST編集部

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