維新、与党過半数割れ達成を明記 24年活動方針案判明

 日本維新の会の2024年活動方針案が12日、判明した。次期衆院選の目標として野党第1党獲得に加え、新たに与党過半数割れの達成を明記した。これらの目標を「通過点」とし「今後10年での政権交代」を掲げた。24日に京都市内で開く党大会で正式決定する。

 党大会のスローガンは「腐敗した政治を浄化し、今こそ日本大改革を!」とする。活動方針案では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について「国民の政治不信は憲政史上、かつてないほど高水準に達している」と批判。岸田政権を「時代の転換期に際し、現状維持、微修正でしか解決策を提示できない」と酷評した。

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