かんきつ農業を次世代に 八幡浜でJAにしうわ創立30年式典

JAにしうわの創立30周年を祝った記念式典=12日午後、八幡浜市江戸岡1丁目

 国内有数のかんきつ生産を誇るJAにしうわの創立30周年記念式典が12日、愛媛県八幡浜市江戸岡の同JA本店であり、農協や行政、生産者ら約80人が参加、これまでの歩みや今後の発展に思いをはせた。

 都築雅秀経営管理委員会会長があいさつで「合併による規模のメリットを出すとともに、業務効率化に取り組んできた」と振り返った上で「先人の意志を引き継ぎ、しっかりとしたかんきつ農業を次世代につなぎたい」と述べた。来賓祝辞に続いて「葉っぱビジネス」で知られる徳島県上勝町のいろどり社長・横石知二氏が記念講演した。

 同JAは八西地区の15農協が合併し1993年に発足。販売事業の中核はミカンなどのかんきつで、2022年度の販売高は約151億円。

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