日本ハム、終盤に粘りOP戦4度目のドロー 水野が同点打含む2本の適時二塁打

オープン戦
日本ハム 4 - 4 広島
<3月12日・エスコンF>

日本ハムはオープン戦4度目の引き分け(4勝1敗)。本拠地・エスコンフィールドでの今季初戦は勝利とはならなかったが、終盤に粘りを見せファンを沸かせた。

オリックスからFA加入し4月2日の本拠地開幕戦(対楽天)の先発が内定している山﨑は4回9安打3失点で降板。ここまでの実戦2試合は計5イニングを無安打無失点に抑えていたが、3週間後の“本番”へ向け不安を残す結果となった。

2番手の杉浦はイニングをまたいだ6回に3連打を浴び、計2イニングを3安打1失点で降板。開幕は救援で起用されることが内定している3番手・金村は、先頭打者を三振振り逃げで出塁させたものの1イニングを無安打2奪三振と好投した。

攻撃陣は1-4で迎えた8回、途中出場・江越の押し出し死球で2点差。9回は代打・進藤のオープン戦初安打となる右前適時打で1点差に迫ると、1番・水野が左越え適時二塁打を放ち4-4の同点に追いついた。水野は3回にも逆後方への適時二塁打を放っており、4打数2安打2打点の活躍でオープン戦打率は.400にアップ。11日に巨人とのトレードで加入したばかりの若林は「4番・二塁」でフル出場し4打数無安打だった。

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