“デモ音源”が大反響!?シンガーソングライター友成空「鬼ノ宴」制作裏話を語る「本当はもっといろいろ追加するつもりだった」

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。3月6日(水)の放送は、シンガーソングライターの友成空(ともなり・そら)さんを迎えお送りしました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、友成空さん

◆音楽のルーツはYMO、大貫妙子、ユーミン

ラジオの生放送は2回目ということで冒頭から緊張が伝わってくる友成さん。まずは、この日の番組テーマ“優秀すぎるもの”について聞いてみると、スキンケアブランドOSAJI(オサジ)のフレグランス「Kuromoji(クロモジ)」を挙げ、「枕につけると本当によく眠れるんです。今朝もちょっと寝坊してしまいました」と笑います。

そんな友成さんは、小学4年生から作曲を開始。小さい頃は父が流すCDをよく聴いていて、「自分が生まれる前の曲を聴くことのほうが多かったですね」と振り返ります。なかでも良く聴いていたのはYMOで、ほかにも松任谷由実さんや大貫妙子さんなどの曲も聴いていたそう。

また、クラシックピアノを習っていたこともあるそうですが、作曲は独学で、最初は、父からもらったキーボードの多重録音機能を使って作り始めたそう。その後、高校2年生のときに送ったデモテープがきっかけでデビューを果たします。ちなみに、友成空は芸名で、自分の音楽に対する想いなどを語ったうえで名付けてもらったそうですが、「(自分でも)結構言い間違えるんですよね」と苦笑いする場面も。

◆「鬼ノ宴」がTikTokで大反響!

友成さんは、すでにTikTokでも大きな話題になっていた新曲「鬼ノ宴」を1月10日(水)にデジタル・リリースしました。実は、TikTokで配信したのはデモ音源の段階だったそうで、その真意を伺うと、「“1回出してみよう”と本当に軽い気持ちで出したんです。本当はもっといろいろ追加するつもりだったんですけど、反応が良かったので、方針を変えてそのまま出しました」と明かします。

タイトルの「鬼ノ宴」については、「自分で自分を縛っているルールだったり、“失敗するのが怖い”っていうところから一歩を踏み出す“自分へのエール”みたいな曲を作りたくて。それが“鬼と合うかな”という閃きから作りました」と語ります。

また「鬼ノ宴」が1つの転換点になったと言い、「以前は自分の思い出や感情から曲を作っていたんですけど、この曲がきっかけで、もっと自由に、もともと自分のなかにあるものを引っ張り上げていくような感覚で(曲を)作ることが多くなったかなと思って。その辺りは今、自分のなかで模索中です」と話します。

1月21日(日)には初のワンマンライブ(友成空 1st Live「雨のち空」)を開催。最終的にとても楽しくできたものの、ライブの途中では、緊張しすぎて自身が演奏する姿を俯瞰で見ているような感覚に陥ったそうで、「幽体離脱みたいになっちゃいました」と笑みをこぼしました。

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3月6日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年3月14日(木) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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