広島・小園、4安打1打点&1盗塁 OP戦打率.455、今季はタイトル争いに期待

オープン戦
日本ハム 4 - 4 広島
<3月12日・エスコンF>

広島の小園海斗内野手(23)が日本ハムとのオープン戦に「3番・遊撃」でフル出場。初回から4打席連続安打をマークし状態の良さを示した。

初回の第1打席は二死無走者で日本ハムの先発左腕・山﨑と対戦し左前打。イニング先頭だった3回の第2打席は右翼線への三塁打を放ち、続くレイノルズの適時内野安打で先制のホームを踏んだ。4回の第3打席も山﨑から中前打を放ち早くも猛打賞。続くレイノルズの打席で二盗を決めた。

二死一、二塁だった6回の第4打席は、2番手右腕・杉浦から左前適時打を放ち4打席連続安打をマーク。4番手左腕・河野と対戦した8回の第5打席はボテボテの投ゴロに打ち取られたが、これが失策を誘い5度目の出塁を記録した。小園はフル出場し5打数4安打1打点、1盗塁1得点の大活躍。オープン戦打率は.455に跳ね上がった。

昨季は開幕直後の不振が響き二軍調整が長引いたが、夏場から調子を上げ最終的に80試合の出場で打率.286、6本塁打、31打点、OPS.749をマーク。6年目を迎える今季はタイトル争いにも絡んできそうだ。

試合は4-1と3点リードで終盤を迎えたが、8回は三塁・林、9回は二塁・矢野の失策が響き逃げ切りに失敗。開幕投手に内定している先発・九里は8回途中6安打2失点(自責点1)と好投し順調ぶりを示した。

© 株式会社シーソーゲーム