PTAの謝恩会で、ママ友にプレゼントを渡すと → その場で開封!?「え、これだけなの?」と言われ、、

3月になると送別会が開かれることも多くなってきます。中でも、幼稚園や小学校では父母会やPTAの活動をしてくれたママに感謝の気持ちを示す場があることも。今回は筆者の知人Cさんから聞いた感謝するだけ損した気分になってしまった送別会エピソードをご紹介します。

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卒業時にサプライズを考えたCさん

小学6年生の子がいるCさんは、卒業の時にクラスでPTA役員をしてくれていたAさんに、クラスで有志を募ってお疲れ様と感謝の気持ちを込めたお花を渡すことを考えていました。
CさんとAさんは前からの知り合いだったこともありますが、Aさんは本当に1年間頑張ってくれていたので、他のクラスで行われているかは知りませんでしたが、お花だけでなくAさんの好みのお菓子も一緒に渡そうといろいろ考えていました。

謝恩会の後に、サプライズ!

卒業式の後に謝恩会があり、お開きになる間際に「Aさん! 6年生の大変な1年間、PTA役員の活動お疲れ様でした! これ、クラスのみんなからです!」と花束とお菓子の入った小さい紙袋を持ってAさんのところに渡しに行きました。「ありがと〜!」と言って涙目になりながら受け取るAさん。そのCさんの声が皮切りになったのか、他のクラスでも同じようにプレゼントのお渡し会がスタートしたのです!
Aさんは喜んでくれるし、他のクラスもやってるし、用意してよかった〜と心から思いました。

Aさんの行動に、ドン引き……

そしてこのまま解散しようとしていたら、Aさんが目の前で紙袋を開け始めたのです。そしてお菓子を見ると、「え?」と言われました。次の瞬間、Aさんが駆け寄ってきて「お菓子、だけ? 普通ギフト券とかあるでしょ?」と言い出したのです。

周りには同じクラスのママたちもいて、皆がドン引きしているのが空気でわかるほどでした。「こういう時ってギフト券のはずなんだけどな~。ま、いっか。じゃあね!」と言ってAさんは去っていきました。

あまりにも予想外の出来事に、Cさんは無言になってしまいました。

その後Aさんの子どもは私立に行ったので中学で再会することはありませんでしたが、もう二度と会いたくないなと思いました。プレゼントを開けてどう思うかは自由ですが、口に出す必要はありませんよね。せっかくの感謝の気持ちが台無しになってしまった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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