大谷選手の活躍後押し 岩手銘醸限定日本酒「奥州ノ龍」青ボトル発売

岩手銘醸が発売している日本酒「奥州ノ龍」の新商品。打者と投手の侍をデザインした青ラベルが特徴

 奥州市前沢字新町の岩手銘醸(及川啓子代表取締役)は、限定日本酒シリーズ「奥州ノ龍」の青ボトルなど青系3種を新発売した。ラベルに侍姿の打者と投手をデザインし、米大リーグ・ドジャースに移籍した同市出身の大谷翔平選手(花巻東高出)への応援を込めた。新天地に挑む地元出身のヒーローを故郷から後押しする。

 同社は2022年4月から「奥州ノ龍」を販売。大谷選手が所属した球団のチームカラーに合わせ、ラベルに投手の侍姿をデザインした赤ボトルなどが人気を集めている。大谷選手の移籍が決まった昨年12月からは「青のボトルも作ってほしい」と取引先や購入者から要望が寄せられていた。

 今月11日に発売された奥州ノ龍の青系3種は、白いボトルに打者をデザインした純米大吟醸と、青いボトルに投手を描いた純米吟醸、両方が箱に入った“二刀流”セット。使用した酒米は、純米大吟醸が「結の香」、純米吟醸は「吟ぎんが」でいずれも奥州市産にこだわった商品。

 1本720ミリリットル入りで、価格は純米大吟醸が税込み3850円、純米吟醸が同2420円、2本セットは同6600円。市内外の酒店や量販店などで販売している。

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