元U-21スペイン代表DFフィルポが母国ドミニカ代表でのプレーを選択

ドミニカ代表でのプレーを決断したフィルポ[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドのDFジュニオール・フィルポ(27)がドミニカ代表でのプレーを決断した。

ドミニカ国サッカー協会(DFA)は11日、元U-21スペイン代表DFの招集を発表した。

ドミニカ共和国で生まれ育ったフィルポは6歳の時に家族と共にスペインへ移住。同地で本格的にフットボーラーとしてのキャリアをスタートし、レアル・ベティスでプロデビュー。その後、バルセロナへのステップアップを経て2021年からイングランドのリーズでプレーしている。

2015年には生まれ故郷のドミニカ代表としてブラジルのオリンピック代表チームとの親善試合に出場したが、2018年にはU-21スペイン代表としてプレーしていた。

その後、スペインA代表でのプレーを希望する同選手はドミニカ代表の招集を固辞してきたが、マルセロ・ネベレフ監督からの熱心なラブコールを受け入れる形で、正式に同国代表でのプレーを決断した。

なお、ドミニカは今回のインターナショナルマッチウィークにアルバ代表、ペルー代表と親善試合を戦い、6月からスタートする2026年北中米ワールドカップ予選ではジャマイカ、グアテマラとのグループステージに臨む予定だ。

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