エマ・ストーン、アカデミー賞ドレスは『哀れなるものたち』での道のりを「表現」

エマ・ストーン(35)がアカデミー賞で着用していたドレスは、『哀れなるものたち』で歩んできた道のりを「表現」しているという。10日(日)、主演女優賞の栄誉に輝いたエマは、同SFロマンティック・コメディ映画で演じたベラ・バクスターを彷彿とさせる、ペプラムが施されたミント色のルイ・ヴィトンの特注ドレスに身を包んで登場、首元には30.47カラットの八角形ステップカットのスリランカ産ゴールデン・サファイアがあしらわれたダイヤモンドのネックレスを纏っていた。

エマのスタイリストであるペトラ・フラネリーは、ウエスト部分にフレアが付いたデザインが特徴的な同ドレスの 「現代的なシンプルさ」でエマはベラの「エネルギー」に通じるよう試み、「ベラを置いてけぼりにはしない。このドレスはその道のりの雰囲気を表現しているし、楽しかったわ」とVogue.comに語った。

また、薄いミント色は「再生」「成長」「新しい始まり」という意味合いに使用されることが多く、「お祝いの感じがする」「みんなにエマを見てほしい。とてもエレガントだわ」「これまで扱った色の中で、最もきれいな色のひとつよ」と続けた。

一方、先月の英国アカデミー賞でペトラは、エマが同映画の演技で垣間見せた遊び心を授賞式のドレスに取り入れ、「エマはエマでありながら、キャラクターとの親和性やベラの精神を表現したかったの」と語っていた。

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