「ノイステコラム」#24★谷崎早耶、永田詩央里、本田珠由記が圧巻の5周年コンサートを振り返り!「ラストチャンス、ラストダンス」MV撮影秘話も

ABCラジオで放送中の「ノイミーステーション(以下・ノイステ)」(火曜深夜0:30)。指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ・≠ME(通称・ノイミー)のメンバー12人全員が交代で出演し、さまざまな企画に体当たりで臨むラジオ番組です。

TVガイドWebでは隔週水曜にインタビュー連載「ノイステコラム」を公開中。今回は、谷崎早耶さん、永田詩央里さん、本田珠由記さんが登場。大盛況で幕を閉じた5周年コンサート、そこで見えた景色、感じた思いをたっぷりと語ってくださいました。さらに、1stアルバム「Springtime In You」のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」の爆笑裏話も!

全員そろってステージに立った5周年コンサート。谷崎・永田・本田の中で込み上げた思い

――まずは5周年コンサートを終えて、今の率直な気持ちを教えてください。

本田 「やっぱり5周年コンサートを全員そろってみんなで開催させていただけたことがすごくうれしかったです。この5年間みんなでやってこられて本当によかったってすごく思いましたし、ファンの皆さんの一体感もすごくて、最高のライブでした!」

谷崎 「ノイミーにとってアリーナクラスの会場が初めてだったので、すごく広く感じました。客席の近くまで行けたり、セットも上下に動いたりと、皆さんのことをより近くに感じられて、あらためてメンバーや応援してくださる皆さんに支えてここまで来れたんだなという気持ちで胸がいっぱいになりました」

永田 「今までの周年コンサートも毎年すごく楽しかったのですが、やっぱり5年ってすごいなと、迎えてみてあらためて実感しました。5年間ずっとみんなと過ごしてきて、ずっと一緒にいるのに、こんなにずっと好きなことがあるんだというくらい、ますますみんなへの愛が深まっていく5年間だったので、コンサートを終えてあらためて≠MEの存在にすごく救われていますし、みんなのことが大好きだなと心から思いました」

――5周年コンサートのセットリストの中には、皆さんのセンター楽曲もありましたね。どんな思いでパフォーマンスされていましたか?

永田 「『ワタシアクセント』を披露させていただいたのですが、ファンの方もずっと『聴きたい!』と待ち望んでくださっていたので、今回セットリストに入っていてうれしかったです。昨年の4周年コンサートぶり(の披露)だったので、あの頃とはまた違う、成長した『ワタシアクセント』をお見せできたらという気持ちでパフォーマンスさせていただきました。あと、今回も演出で炎を出させていただきまして(笑)。あの瞬間は特に『会場を操るぞ!』という強い気持ちを持ってステージに立っています」

谷崎 「『初恋カムバック』はスクリーンの映像もすごくかわいくて! 遊園地がテーマだったのですが、みんなが告白をするかしないか迷っている姿が本当にかわいくて、それが歌詞とすごくリンクしていたと思うんです。あと、ちーたん(永田)も言ってくれていたのですが、ファンの方の“ガチ恋口上”がすごくて! 皆さんが言ってくださる中で花道を走っている瞬間は『アイドルになれてよかった』と、たくさんの愛を感じて胸がいっぱいになった瞬間でした」

――曲の終盤、谷崎さんのソロパートで目をつむりながら歌い上げている姿がとても印象的でした。

永田 「リハーサルでもやってたよね(笑)」

谷崎 「落ちサビで一番大きい画面に映していただいていて、歌詞も『あの気持ち 蘇って新鮮に感じる』とすごく切なくて。『初恋カムバック』を歌っていると、ノイミーに入った時の気持ちも同時にカムバックする感覚になるんです」

――本田さんは、「てゆーか、みるてんって何?」でトロッコに乗りながらの歌唱でしたがいかがでしたか?

本田 「『てゆーか、みるてんって何?』は、とにかく皆さんに楽しんでもらいたいと思いながら毎回披露させていただいています。今回はトロッコに乗りながらの披露ということで、皆さんの近くに行けるのもうれしかったですし、ファンの皆さんがキラキラの笑顔でペンライトを振ってくれているのもうれしくて。メンバーもトロッコに乗りながらキャッキャしているのを見て、『みんなが楽しそうでうれしいな〜』と思いながら歌っていました。2番でも楽しそうにクラップしてくれて、すごくうれしかったです。途中、間奏でなっちゃん(河口夏音)が『みるてん』コールをやってくれて、みんなもコールしてくれて、『聞こえるよ、ありがとう!』という気持ちでルンルンでした」

――そして、コンサート初披露となった新曲の「ラストチャンス、ラストダンス」。収録でもいろいろなお話がありましたが、コンサート初披露を振り返るといかがでしたか?

永田 「リハーサルではみんなで結構踊り込んでいる楽曲だったのですが、実際に皆さんの前で披露すると、『もうちょっとここはこうできたな』という部分もあったので、披露する回数を重ねるごとに魅せ方ももっと研究していきたいなと思いました。皆さんもすごく好きと言ってくださっているので、ライブでも皆さんにいろいろな気持ちになっていただきたいなと思っています」

谷崎 「ちーたんはそう言っているのですが、私、2サビが終わった後に待機している時間が少しあって。みーちゃん(本田)の『どこまで戻れば間に合う?』や、ちーたんの『誰の手も取らず』を静止しながら、ライブではスクリーンで見ていたんです。その瞬間、私はファンの人の気持ちになっていました(笑)。萌ちゃん(蟹沢萌子)の『僕が君を想う時に 君は誰といる?』から、ももきゅん(櫻井もも)の『さよなら』までのパートがすごすぎて、切なくて、はかなくて、カッコよくて、かわいい。そこですごく感動してしまっていたので、その瞬間、このメンバーと一緒に活動できてうれしいなと思っていました。だから、ちーたん大丈夫だよ!」

――昨年リリースした「天使は何処へ」「想わせぶりっこ」「アンチコンフィチュール」を経て、より原点回帰した楽曲にもなっているのかなと思います。

本田 「『天使は何処へ』で培ったダンスだったり、『想わせぶりっこ』のかわいらしさ、『アンチコンフィチュール』の自分を大事にするというメッセージ、その3曲を経ての『ラストチャンス、ラストダンス』だったので、だからこそもっと深みを出せたんじゃないかなとあらためて思います」

はかないMVの裏側では爆笑の連続!? 3人が語る蟹沢の“おもしれぇ”エピソードとは

――収録ではMV(ミュージックビデオ)のお話もありましたが、MVを拝見して、「風が強い…」と思っていまして。大変だったこと、印象的な出来事はありましたか?

本田 「私は2番で『風の強い帰り道 家へ急ぐ』というパートを歌っているのですが、撮影中にちょうどすごく強い風が吹いて髪が思いきり顔にかかってしまって。実際に歌詞を体験することができました」

永田 「私はやっぱり、プールでのダンスシーンの撮影。本当に寒くて、みんなで凍えながら、励まし合って撮影していました」

谷崎 「教室でメンバーと撮影するシーンもたくさんあって、12人がそろっているシーンとは別に、萌ちゃんが教科書を読んでいるシーンがあるのですが、すごく真剣なまなざしで授業を受けているように見えて、英語の教科書なのに萌ちゃんがずっと『お好み焼きを作ろう!』みたいなページを読んでいて」

本田 「本当に面白くて、笑いが止まらなかったです(笑)」

谷崎 「萌ちゃんもめっちゃ笑っているのに頑なにそのページから変えないんです。ずっとお好み焼きを作るページを読んでいるので、私たちも笑いをこらえていました(笑)」

永田 「でも映像を見たら、すごくいい顔してるんだよね(笑)。教室でみんなで笑っているシーンは、みんなでいろいろな話をしていたんです。あの時間もすごく楽しくて、『アンパンマン』と『タンタンメン』のどっちを言っているかバレないように言う選手権みたいなのをずっとやっていて。あれは本当に楽しかったですね(笑)」

――そんな選手権が行われてたんですね(笑)。デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」のリード曲「秘密インシデント」の撮影でも、強い風が吹いていたなとふと思い出したのですが、「秘密インシデント」の撮影から数年がたってから「ラストチャンス、ラストダンス」の撮影をして、どんなことを感じますか?

永田 「『秘密インシデント』の撮影はもう3年前になるのですが、あの頃の記憶は今でも鮮明に思い出せるんです。みるちゃんと一緒にマネジャーさんの携帯電話で自撮りしたり、風が本当に強くてカラフルな布がみんなの顔にかぶさったりと、細かいところまでたくさん思い出せます。みんなといろいろなことを体験してきたのに、数年前のことも風をきっかけに一つ一つ思い出せるって本当にすごいことだなと思います」

本田 「ノイミーってすべてのMVに面白い裏話が本当にたくさんあって。どんな場面でも絶対に楽しく、面白く、ちゃんと真面目に過ごせるのがすごくいいところだなと思っています。『チョコレートメランコリー』のMV撮影もすごく寒かったのですが、みんなで励まし合ったりしてとにかく楽しくて。みんなとこんなに楽しい思い出が作れてよかったなと思います」

――谷崎さんは「秘密インシデント」の撮影から3年もたっていることにびっくりされていますが…(笑)。

谷崎 「あっという間だったなと思うのですが、その3年の間にミニアルバム、シングル8枚と、こんなにたくさんの作品を出させていただけたことがまず本当に当たり前じゃないと思っています。グループ名が『今までとは違う自分をみんなに経験してほしい』という意味が込められているので、まさに“≠ME”な一面をこの3年間 でいっぱい出せたなと思えてうれしい気持ちです!」

――結成6周年に向かって、来月からは全国ツアーが始まります。ツアーファイナルの横浜アリーナはグループ史上最大規模の会場となりますが、決まった瞬間はどんな気持ちでしたか?

本田 「とにかくびっくりしたのですが、ずっと立ちたいと思っていた憧れのステージでもあったのでうれしかったです。このツアー一つ一つを大切にして、みんなで成功できるように頑張ろうと気合が入りました」

永田 「横浜アリーナでの公演はグループ史上最大規模ということで、今まで以上にたくさんの方に足を運んでいただけるように、と気合が入っています。今からできることを頑張りたいなと思いますし、ツアー発表の瞬間、会場にいらっしゃったお客さんの声が本当にすごくて、たくさん喜んでくださっていて。こんなに喜びを分かち合える瞬間はないですし、こんなにうれしいことはないなと思いました」

谷崎 「それこそ、『君はこの夏、恋をする』の時期に=LOVEさんの横浜アリーナ公演のオープニングアクトで出させていただいてから3年がたって、今度はノイミーが単独で立たせていただけるんだなと思うと、やっぱり胸がいっぱいになりますし、うれしいですね。イコラブさんが見せてくださった大きな背中を追いかけて、私たちもすてきなステージを作れるように頑張りたいです」

◎取材後記◎

コンサートが終わって数日後に行われた今回の収録。収録に臨んだ3人は口をそろえて「体が痛い!」と言いながらも、インタビューではコンサートのこと、MV撮影の裏側で大盛り上がり。

実は収録前、昨年、横浜で出演した「BLUE☆LIGHT SERIES 2023 〜SUMMER〜」イベントからちょうど1年後に横浜アリーナ公演が行われるということに、スタッフ同士でも驚いていたのですが、インタビュー中もそのことに触れると3人ともびっくり。メンバーの出身地で全国ツアーを敢行できることに目をキラキラさせながらも、3人は気合十分な様子でした。

【プロフィール】

≠ME(ノットイコールミー)
指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして2019年に誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名がつけられた。21年4月7日にキングレコードよりメジャーデビュー。デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」はオリコン初登場1位・週間アルバムランキング1位を獲得し注目を集めた。

<公式HP>https://not-equal-me.jp/
<公式X(Twitter)>https://twitter.com/Notequal_ME
<公式YouTubeチャンネル>https://www.youtube.com/channel/UCBmvHfXdGCvi_b6lFeU-E1Q
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@notequal_me

【グループ情報】

<コンサート>
4月29日から全国ツアー2024「やっと、同じクラス」を開催。ツアーファイナルとしては、7月15日にグループ最大のコンサート会場となる、神奈川・横浜アリーナでのコンサートが決定している。

■ツアー日程
4月29日 【東京】東京ガーデンシアター
5月6日 【福島】けんしん郡山文化センター 大ホール
5月10日 【鹿児島】宝山ホール
5月12日 【熊本】熊本城ホール
5月17日 【千葉】松戸森のホール21 大ホール
5月19日 【栃木】宇都宮市文化会館
6月15日 【広島】上野学園ホール
7月15日 【神奈川】横浜アリーナ

<リリース>
3月20日に1stアルバム「Springtime In You」が発売予定。これまでに発売したシングル8枚の表題曲に加え、デビューミニアルバムのリード曲と「ラストチャンス、ラストダンス」を含む新曲5曲を収録。さらに、初回限定豪華盤に付くBlu-rayには2023年6月に行われた≠ME全国ツアー2023「We shout"I am me."」の日本武道館公演のライブ映像やメーキング映像が収録される。

【番組情報】

「ノイミーステーション」
ABCラジオ
火曜 深夜0:30~1:00
※放送終了後、radiko premiumで1週間聞き逃し可能。
※過去の放送回は番組公式YouTubeで聴取可能。

「ノイミーステーションTV」
ABCテレビ
毎月第1金曜 深夜1:34~2:18放送予定。
※放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信。

© 株式会社東京ニュース通信社