愛南マダイ応援隊がついにV 松山大生に地域づくり・交流大賞 SNS発信や対面販売 大物掲げて活動紹介

学生地域づくり・交流大賞で大賞に輝いた松山大の愛南マダイ応援隊メンバー

 大学生や専門学校生が農山漁村地域を元気にする取り組みを発表する第4回学生地域づくり・交流大賞(一般社団法人全国農協観光協会主催)で、松山大の学生24人でつくる愛南マダイ応援隊の4人が大賞に輝いた。前回、前々回はいずれも一歩及ばず優秀賞だったが、3度目の挑戦で悲願の頂点に立った。

 応援隊は2020年結成。愛媛県愛南町に足を運んで住民と交流しながら、交流サイト(SNS)の活用といった学生ならではの視点で特産マダイの消費拡大などに取り組んでいる。新型コロナウイルスの5類移行後は対面での販売やPRにも注力。愛南の魅力を広く発信している。

最終審査会でマダイの実物を掲げて取り組みを発表する徳弘さん(左)と清水さん(松山大提供)

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