バルセロナがナポリに3発快勝、4季ぶりにベスト8進出【CL】

[写真:Getty Images]

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、バルセロナvsナポリが12日に行われ、3-1でバルセロナが快勝した。この結果、2戦合計スコアを4-2としたバルセロナがベスト8へ進出している。

3週間前に行われた1stレグでは両主砲のゴールにより1-1の引き分けに終わっていた一戦。

4季ぶりのベスト8進出を目指すバルセロナは4日前のマジョルカ戦でベンチスタートだったレヴァンドフスキが先発に復帰。ヤマル、ハフィーニャと共に3トップを形成した。

一方、2季連続ベスト8進出を目指すナポリはオシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの不動の3トップで臨んだ。

立ち上がりから攻勢をかけたバルセロナは13分、クバルシのロングフィードに抜け出したフェルミン・ロペスが決定機を迎えるもシュートは枠外に。

それでも2分後、フェルミンが取り返す。カンセロのスルーパスでボックス左ポケットを突いたハフィーニャがマイナスにクロス。フェルミンがダイレクトで蹴り込んだ。

さらに2分後、一気にバルセロナがリードを広げる。ロングカウンターの流れからヤマルが持ち上がって前方左へパス。受けたハフィーニャがボックス左から右ポスト直撃のシュートを浴びせると、ルーズボールをカンセロが詰めた。

しかし30分、ナポリがワンチャンスで1点差とする。流れの中で上がっていったラフマニがポリターノのマイナスクロスをダイレクトで合わせた。

さらに34分、ナポリが追いつきかける。マリオ・ルイの左クロスからディ・ロレンツォのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKテア・シュテーゲンのファインセーブに阻まれ、バルセロナの1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、開始2分にクワラツヘリアのミドルシュートで牽制する入りとしたナポリだったが、55分にハフィーニャがGK強襲のシュートを浴びせたバルセロナが主導権を握っていく。

67分にはハフィーニャの直接FKで再びGKメレトを強襲すると、1分後には3点目に迫る。CKの流れからヤマルがゴールを決めたかに思われたが、オフサイドがありノーゴールに。

終盤の80分、リンドストロームにフリーでヘディングシュートを許すピンチのあったバルセロナだったが、枠を外れて助かると、83分に決定的な3点目。ギュンドアンとのリターンパスでボックス左に侵入したセルジ・ロベルトがクロスを送り、レヴァンドフスキが合わせた。

追加タイムにロメウのミスパスからクワラツヘリアに決定機を許したものの、ここも枠を外れて3-1でバルセロナが快勝。4季ぶりのベスト8進出としている。

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