神戸市に韓国のバイオ企業進出 セルトリオン、事業協力の第一歩

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神戸市は、市内の医療産業集積地「神戸医療産業都市」に韓国のバイオテクノロジー企業セルトリオンがこのほど進出したと発表した。

セルトリオン日本初となるオフィスを神戸ハイブリッドビジネスセンター(神戸市中央区)に設けた。従業員は4人(2024年1月時点)。同社はバイオテクノロジーや動物細胞大量培養技術に基づき、腫瘍や自己免疫疾患などの治療に使われる抗体医薬品の開発・生産を主な事業として展開している。神戸市などが実施する、生命科学分野のスタートアップ海外展開支援プログラムの協賛パートナーも2023年から務める。

セルトリオン新薬研究本部本部長のイ・スヨン氏は「オフィス開設は、当社と日本のスタートアップとの革新的な協力のための第一歩だ。協力を希望する多くの日本のスタートアップと会い交流できることを期待している」とのコメントを発表した。

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