名古屋商工会議所は12、13の両日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区)地下1階の食品売り場の鮮魚店「魚力 名古屋名鉄本店」で、福島産水産物の消費を促進する企画「ふくしま応援! 水産物フェア」を2日間限定で開催している。初日には名商の嶋尾正会頭が会場を激励訪問し、福島で水揚げされた水産物の安全性をアピールした。
同フェアは、福島の水産物が検査により市場流通の安全性が確認されていることなどを一般に広く知らせ、消費拡大を喚起することを目的としている。
福島で水揚げされた鮮魚のほか、福島の企業による厚揚げソフトかまぼこといった水産加工物など、安心安全でおいしい福島県産の水産物を販売している。
現地を訪れ、タイの刺身を試食した名商の嶋尾会頭は「ぷりぷりとして、とてもおいしい。名商では震災直後に、中古の工作機械を現地に送るなどして、困っている方から非常に喜ばれた。復興支援は息の長い活動になる。機会をみて、今回のフェアのようなことをできればと思う」と話した。