【ガーデニング】我が家のシンボルツリーに迎えたい「花も香りも楽しめる」オシャレな低木4選<ガーデニングアルバム>写真付きで紹介

引っ越しや家族の誕生日などお祝いごとの記念としてシンボルツリーを植える人が増えています。

出かけるときや帰ってきたときに「我が家の木」を見れば、エネルギーをもらえたりほっとできたりしますよね。

スペースが確保できるお宅では大きく育つものにチャレンジしてもよいですね。

お隣さんなどへの配慮が必要な場合は、さほど大きくなくても存在感があるツリーを選ぶなど、それぞれの住宅事情に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

我が家の顔「シンボルツリー」を選ぼう

今回は、我が家の顔にもなる「シンボルツリー」におすすめの庭木を参考価格とともに紹介します。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

シンボルツリーとは

家の外観を引き立ててくれたり、お庭の中心となったりするような木のことをシンボルツリーと呼びます。家族とともに育ち、やがてその家を象徴する存在になっていくのがシンボルツリーの最大の魅力。

この木を植えなければいけない、などといった決まりは特にありません。今の季節、卒業や入学などの記念日を迎えるご家族の思い出にもなるでしょう。

晴れやかな気持ちをいつまでも忘れないように、じっくり考えてお気に入りのものを選びましょうね。


【ガーデニングアルバム】我が家のシンボルツリーに迎えたい「花も香りも楽しめる」オシャレな庭木4選<写真一覧>

本文内でご紹介する庭木を並べてみました!外部配信先で写真を閲覧できない場合は、LIMO内でご覧ください。

ジンチョウゲ Daphne odora/ジンチョウゲ科

ジンチョウゲ Daphne odora/ジンチョウゲ科
ジンチョウゲ Daphne odora/ジンチョウゲ科

ブッドレア Buddleja davidii/ゴマノハグサ科

ブッドレア Buddleja davidii/ゴマノハグサ科
ブッドレア Buddleja davidii/ゴマノハグサ科

クチナシ Gardenia jasminoides/アカネ科

クチナシ ​​Gardenia jasminoides/アカネ科
クチナシ ​​Gardenia jasminoides/アカネ科

ニオイバンマツリ Brunfelsia australis/ナス科

ニオイバンマツリ ​​Brunfelsia australis/ナス科
ニオイバンマツリ ​​Brunfelsia australis/ナス科

庭にお迎えしたい、お気に入りのツリーはありましたか?次で詳しく見ていきましょう。

我が家のシンボルツリーに迎えたい「花も香りも楽しめる」オシャレな低木4選

それでは、さきほどご紹介したツリーをひとつずつ解説していきます。

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ Daphne odora/ジンチョウゲ科
  • 学名:Daphne odora
  • 科名:ジンチョウゲ科
  • 形態:低木
  • 樹高:1m程度
  • 開花期:2月~4月ごろ

日本三大香木の一つに数えられるジンチョウゲ。早春に香り高い花を咲かせます。花弁のように見える部分は実はガクが変化したもので、その性質上とても長持ちします。

「永遠」「不滅」という花言葉のとおり、一年中生き生きとした緑の葉をつけています。自然に半球状の樹形になってくれます。

植え替えや移植が難しいので、植え付ける場所はよく吟味しましょう。日陰では花が咲きにくくなりますが強い直射日光も苦手なので、西日が当たりにくい半日陰がおすすめです。

※参考価格:1000~3000円(0.5メートル苗木)

3.3 ブッドレア

ブッドレア Buddleja davidii/ゴマノハグサ科
  • 学名:Buddleja davidii
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 形態:低木
  • 草丈・樹高:2~3m
  • 開花期:7~10月

円錐形の花穂にたくさんの小花を咲かせるブッドレアは、甘い香りで蝶を呼び寄せるため、英語ではバタフライブッシュと呼ばれています。

日当たりと水はけのよい場所であれば育つスピードが速いのも嬉しいポイント。春に伸びた枝に花芽をつくって、その夏には花が咲きます。

とても育てやすい性質を持つため、花木の栽培は初めてという人にもおすすめです。

※参考価格:2000~6000円(1メートル苗木)

クチナシ

クチナシ ​ Gardenia jasminoides/アカネ科
  • 学名:Gardenia jasminoides
  • 科名:アカネ科
  • 形態: 低木
  • 樹高:1~2m程度
  • 開花期:6~7月ごろ

ジンチョウゲと同じく三大香木として数えられるクチナシ。梅雨のシーズンに大きく真っ白な6弁花を咲かせ、遠くからでもわかるかぐわしい香りを放ちます。

秋に濃いオレンジ色の実をつけ、その実は黄色の天然色素として栗きんとんなどの料理に用いられるほか、山梔子(さんしし)として漢方でも利用されています。

庭木として人気があるのは、八重咲きのオオヤエクチナシ。こちらは花は豪華ですが実はつけません。

日陰でも育ちますが、花つきをよくするには日当たりのよい場所が適しています。乾燥を嫌うので、水切れさせないようにしましょう。

※参考価格:1000~3000円(1メートル苗木)

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリ ​​Brunfelsia australis/ナス科
  • 学名:Brunfelsia australis
  • 科名:ナス科
  • 形態:低木
  • 草丈・樹高:0.3~3m程度
  • 開花期:4~7月ごろ

ジャスミンによく似た爽やかな香りのニオイバンマツリ。夜になると強くなる香りも特徴的ですが、なんといっても咲き進むにつれて花色がパープルからホワイトへと変化していく様子が素敵です。

庭植えにする場合は、湿り気のある場所が適しています。北風が当たらない場所に植えると、戸外でも冬越しする可能性が高まります。鉢物としても流通しています。

じょうずに育てると3mほどになり、無数の葉とたくさんの花をつける姿が圧巻です。

※参考価格:4000~6000円(0.5メートル苗木)

4. まとめ

すくすく育つようにと見守っていた木が、やがて自分たちを見守ってくれる存在になったら感慨もひとしお。

庭木とともに暮らしてきた年月はかけがえのないものであると気づかせてくれるはずです。

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