干支の竜を題材に 24作家の37点展示 津・三重

【竜を題材にした作品が並ぶ会場=津市一志町の松尾表具店ギャラリー「一期一會」で】

 【津】今年の干支(えと)を題材に三重県内作家がさまざまに制作した「みんなの龍・辰(たつ)展」が、三重県津市一志町の松尾表具店ギャラリー「一期一會」で開かれている。同ギャラリーゆかりの20―80代の男女24人の作品37点を展示している。30日まで。日曜、祝日は休み。

 同所で個展を開いた作家らに呼びかけ年1回開催。干支をテーマにするのは4年目となる。

 力強い昇り竜、愛らしい竜のキャラクター、タツノオトシゴなど墨、水彩、和紙などさまざまな画材の絵画や色紙のほか、編みぐるみ、絵皿、写真などがある。

 板にアクリル絵の具で白い竜と紅梅を描いた津市の井村香織さん(47)は「構図に悩んだが風を巻き起こすようなイメージにした。同じテーマでいろんな表現が見られて楽しい」と感想を話した。

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