サッカー=欧州CL、バルセロナとアーセナルが8強入り

[バルセロナ(スペイン) 12日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は12日、各地で決勝トーナメント1回戦の第2戦を行い、バルセロナ(スペイン)はホームでナポリ(イタリア)を3─1で下し、2戦合計4─2で勝ち上がりを決めた。

第1戦を1─1のドローで終えていたバルセロナは、前半15分にフェルミン・ロペスが先制ゴールを決めると、その2分後にはジョアン・カンセロが味方のシュートのこぼれ球を押し込み追加点。同30分に失点したが、後半38分に流れるようなパス交換からロベルト・レバンドフスキもネットを揺らした。

バルセロナが同大会で準々決勝に進むのは4年ぶり。シャビ・エルナンデス監督はメディアセットに「8強入りはとてもうれしい。攻守にわたりゲームを支配し、勝ち上がりにふさわしかった。数年ぶりに準々決勝に戻ることができて誇らしい」と述べた。

もう1試合では、冨安健洋の所属するアーセナル(イングランド)がホームでポルト(ポルトガル)にPK戦の末に勝利し、8強入りを決めた。

第1戦で0─1の黒星を喫していたアーセナルは、前半41分にレアンドロ・トロサールのゴールで2戦合計1─1に持ち込むと、延長戦でも決着が付かずPK戦に突入。アーセナルは4人が成功させたのに対し、ポルトは2人が失敗だった。冨安はベンチ入りしたものの、出番はなかった。

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