冬から春に季節が変わるときに、「春物の服がない」という声をよく聞きます。
羽織ものを着ている冬は、中身が見えないからと楽なファッションに偏りがち。だからこそ、春物は何を着たらよいのか悩んでしまうところ。
今回は、40代の春コーデ、迷ったらとりあえず選んで欲しいアイテムを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.ボーダートップス
1つ目は、「ボーダートップス」。
言わずと知れた、春物の代表アイテム。何よりもボーダーの柄が加わるだけで、顔映りだけでなくスタイリングも軽やかに仕上がります。色も豊富に揃っているので、明るめを選べばさらに春らしさを演出できます。
この季節はどのお店でも展開される定番アイテムなので、まずは1枚手持ち服に加えておくと安心して春をお迎えできますよ。
2.シャツやブラウス
2つ目は、「シャツやブラウス」。
冬に活躍していたニットなど、ウールの素材から綿素材に変えるだけで、何より見た目の印象が変わります。また、ニットに比べて体形を拾いにくいので、着痩せを叶えてくれるのも嬉しいところ。
まだ少し肌寒さを感じるときには、インナーにタートルネックを加えるなど、レイヤードを楽しむことでさらにスタイリングの幅が広がり、長い季節愛用することができる万能アイテムです。
3.足元に白アイテム
3つ目は、「足元に白アイテム」。
どうしても冬の季節には洋服も小物もダークな色味を使いがち。特にタイツを履く頻度も高いので、足元も重たく見えてしまいます。そんな時には、足元に白を加えるのがおすすめ。
たとえば、ほんのりのぞく靴下の色を白に変えてみるだけで、冬コーデから春コーデへ一気にチェンジできちゃいます。また、スニーカーの色を白に変えるなど、洋服やバッグの色味を変えるよりも、簡単に取り入れられるアイテムだからこそ、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
春らしさは手軽に作れる
春物と特別なアイテムを何か揃えるよりも、春らしく見える素材や色の組み合わせの方が印象は変わります。
全身を見て、どこが重たいのか？何を加えれば軽やかに見えるのか？を明確にすることで、季節の服ばかりが増える心配もありません。その結果、衣替えに困ることも少なくなりますよ。
■執筆／emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集／サンキュ！編集部
