新年度! 資格取得にチャレンジしてみませんか? 自分磨きにもなるママにおすすめの資格8選

人生100年時代、「将来のために何か資格を取得しておきたい……」そう思う人もきっと多いはず。民間資格から国家資格まで資格の種類は多種多様。スクールや講習に通わなければ取得が難しい資格もありますが、家事や育児の合間に自宅で学習して取得できる資格もたくさんあります。本記事では、ASOPPA!読者のママたちにおすすめの資格をご紹介します。

仕事復帰に活かしたい人におすすめの資格

せっかく取得するのなら、今後の仕事復帰に活かせる資格がいいと考えている人におすすめ。まずは就職・転職の時に役立つ資格をピックアップ。

ファイナンシャル・プランニング技能検定

お金のプロ、ファイナンシャル・プランニング技能検定は、厚生労働大臣より職業能力開発促進法の規定に基づき指定試験機関の指定を受けて日本FP協会が実施する国家検定。 ファイナンシャル・プランニング検定は3級・2級・1級と等級がありますが、スクールに通うことが必須ではないので、自宅学習で受験する人がほとんどのようです。

保険や不動産などの金融関係のサービスを提供している企業や、ファイナンシャル・プランニングのコンサルティングを専門に行っているFP会社でのお仕事を探している人に有利な資格です。ファイナンシャル・プランニングは個人でもできる仕事なので、時間の制限が少なくて済むフリーランスを目指している人にもおすすめ。

参考:日本FP協会 公式

医療事務

病院や診療所などの医療機関で受付、会計、カルテの準備、診療報酬の請求などの事務作業を行う医療事務。医療機関によっては医療事務に必要な技能を証明する民間資格を取得している事が仕事の応募資格の条件になっていることも。

医療事務の技能を証明する民間資格はたくさんあるのですが、特に受験者が多い資格のひとつが「診療報酬請求事務能力認定試験」です。「診療報酬請求事務能力認定試験」は唯一厚生労働省に認可されている資格で、転職・就職に有利になる資格だといえます。自宅学習でも受験することができますが、合格率は低く約30%。医療事務に関する資格の中でも難易度が高めです。

参考:公益財団法人 日本医療保険事務協会 公式

MOS (マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)とは、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。資格を取得すれば、転職や就職の際のアピールポイントにもなります。 特に経理や総務など事務全般の仕事に就きたいと考えている人は、MOS資格を活かせるはず。

受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」の2つ。申込方法が異なるだけで、受験料、試験内容、合格認定証はすべて同じです。

参考:マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)公式

育児経験を活かしたい人におすすめの資格

子育て中のママに寄りそいたい、育児経験を仕事に活かしたいという人にピッタリの、子どもに関する資格も数多くあります。子どもの手が少し離れて、資格取得のために時間が確保できる人はチャレンジしてみるといいかもしれません。

アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター

産婦人科や助産院でも取り入れているところが増えているベビーマッサージ。出産経験のあるママなら耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。近年注目されているベビーマッサージに関する資格は子育て経験を活かしたい人にピッタリ! ベビーマッサージに関する資格の中の1つ、一般社団法人 日本アタッチメント育児協会の認定資格「アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター」は、取得することでベビーマッサージのインストラクターになることができます。

資格を取得するためには、まず、一般社団法人 日本アタッチメント育児協会が主催するアタッチメント・ベビーマッサージインストラクターの養成講座を受講します。養成講座の最後に、筆記試験と実技試験を受験し、合格すれば資格を取得することができます。

育児セラピスト

育児セラピストは、一般社団法人日本アタッチメント育児協会の認定資格で、育児のプロとして子育てに悩む人にアドバイスをする役割を担います。育児セラピストは2級・1級・育児セラピストシニアマスターといった等級があり、資格取得をするには養成講座を受け、認定試験に合格する必要があります。子育て経験を活かした資格は、アーティストのhitomiさん、タレントのSHEILAさん、元バドミントン日本代表の潮田玲子さん、元テレビ東京アナウンサー青木佐知さんなども取得しているそうです。

参考:一般社団法人 日本アタッチメント育児協会 公式

食育健康アドバイザー®資格認定試験

一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が運営する、食育に関する民間資格です。3級・2級と等級があり、在宅受験なので試験会場に行かずに受験する事が可能。食育は子どもだけでなく大人にとっても健康な生活を送るために必要な知識なので、クライアントには大人も少なくありません。

出典:JSFCA(日本安全食料料理協会)公式

好きなこと・得意なことを極めたい人におすすめの資格

好きなことや得意なことを仕事にしたい人は、そのことに特化した資格を取得するのがおすすめ。その道の専門家を名乗ることができますよ。好きなことや得意なことなら資格取得のための勉強も苦にならないはず!

整理収納アドバイザー

片付けや整理整頓が得意な人におすすめの整理収納アドバイザーは、ハウスキーピング協会の認定資格。片付かない原因や問題点を見つけ出し、モノとの関わり方から見直すことで、暮らしを豊かにしていく整理収納のプロフェッショナルを目指します。

整理収納アドバイザーの資格は2級・準1級・1級の3階級があり、整理収納についての知識を基礎からしっかり学びたい人、プロとしての活動を目指したい人それぞれの目的に応じて段階的に学びを深めることができます。

参考:特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会 公式

日本化粧品検定

メイクが好き・コスメが好き・スキンケアが好き! 美容が好きな人におすすめの資格が日本化粧品検定です。日本化粧品検定は、化粧品に関する幅広い知識を身につけることができる文部科学省後援の検定試験。資格を通じてコスメや美容の正しい知識を学ぶことができます。

3級・2級・1級・特級と等級があり、1級と2級は年に2回、全国27都道府県28会場で試験が開催されます。3級は無料のWEB試験なのでいつでもどこでも受験可能。特級を取得するには、日本化粧品検定1級保有の日本化粧品検定協会の会員であることが必要で、養成講座を受講した上で所定の試験に合格する必要があります。

日本化粧品検定を活かしている人は美容師やビューティーアドバイザーだけでなく、ママ向けのコスメ講師や美容WEBライターとして活躍している人も。

参考:日本化粧品検定 公式

まとめ

ブランクがあっても、資格があることで再就職がしやすくなったり、フリーランスで仕事を始めることができたりと、資格保有によるアドバンテージは大きいでしょう。それに、資格取得という目標を持って自分のために時間を使うことは自分磨きにもなるはず。在宅で受験できる資格から、実際に講習に出席する必要がある資格まで取得方法もさまざま。取得までの時間や行動が今の自分自身のライフスタイルに無理なく取り入れることができる資格を選ぶのが何よりのポイントだといえるでしょう。 文/丸山寛子

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