五輪=聖火採火式の衣装一新、黒と白のツートンカラー パリ大会

[アテネ 12日 ロイター] - 古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピアで実施される2024年パリ五輪の聖火採火式では、女性司祭や巫女(みこ)役の衣装が黒と白のツートンカラーに一新される。

採火式では司祭役の女優が鏡を使って太陽光を集め、聖火に火をともす。これまで、司祭や巫女が着用する衣装は水色や白の単色だった。

採火式は4月16日に行われ、聖火は司祭役の女優から2021年の東京五輪ローイング(旧ボート競技)王者ステファノス・ドゥスコス(ギリシャ)に渡され、ギリシャ国内を11日間巡る。

その後、同26日にアテネで引き継ぎ式が行われ、セーリング競技が行われるフランスの港町マルセイユに船で運ばれる。

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