過去最多! さいたま国際芸術祭の来場者・参加者46万2797人に 「共につくる、参加する」テーマが奏功

さいたま国際芸術祭、参加者46万人 過去最多を更新

 埼玉県さいたま市内で2023年10月7日~12月10日に開催された「さいたま国際芸術祭」の来場者と参加者は計46万2797人(速報値)に上り、過去最多を更新した。市が市議会文教委員会に報告した。

 国際芸術祭は、大宮区の旧市民会館おおみやをメイン会場に開催された。市文化政策室によると、来場者数と参加者数は、メイン会場のアートプロジェクトが5万7932人、市民プロジェクトが22万7511人、連携プロジェクトが13万343人、その他の関連事業が4万7011人。

 「共につくる、参加する」をテーマに、市民プロジェクトに注力し、市内で展覧会やワークショップを開催。参加した作家は221組、市民サポーターは1997人だった。同室は「さいたま市ゆかりの多くの作家、市民が参加できる参加型のプロジェクトを多く展開した結果、過去最高の来場者数になったと考えている」と話している。

 さいたまトリエンナーレとして開催した16年の第1回は42万7334人、コロナ禍で縮小した20年の第2回はオンラインを含め40万3641人だった。

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